「2003春夏NYコレクションレポート」
マーク・ジェイコブス 
ニューヨーク・コレクションのベストといわれたのがマーク・ジェイコブス。50'sの雰囲気がただよう中で注目のアイテムは、ボディに沿い、裾のあたりで尾ひれのように開いたひざ丈のマーメイド・ライン・スカート。淡いピンクやミントグリーンなどかわいい色を集め、シャネルスーツを思わせるツイードのスーツやコート、レースの水玉のコットンドレスなど、懐かしさと温かみを感じさせるデザインが並んだ。
マークが太っていたのがちょっと心配です。禁煙でもしたのかな?
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/marcjacobs/main.htm
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2003/show.php?brand=jacobs

マイケル・コース
コレクションの席で配られた資料に書いてあった言葉は「GO WEST」。テーマはカリフォルニアだが、実際は西海岸ファッションよりずっとシックで洗練されたもの。紺色のジャージ素材のポロシャツは胸を広くあけてセクシーに。白のすかし模様のミニワンピースは上品さとコケティッシュな感じとをミックス。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/michaelkors/main.htm

カルバン・クライン
サテンの光沢のある素材を多用し、イブニングも登場。シンプルなニットにサテンのカーゴ・パンツならぬカーゴ・スカートといったコーディネートもあり、シックな青やベージュ、白、黒などを基調に、抑えた色遣いで、シンプルな美しさを追求したコレクション。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/calvinklein/main.htm

ジル・スチュアート
裾をしぼったカーゴパンツや革のベストといった作業着風のアイテムにシルクの服を組み合わせ、柔らかい印象に仕上げた。全体的に淡いピンクやベージュなどの優しい色遣い。ただ、数年前のインパクトはなく、平凡なコレクションとの声も
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/jillstuart/main.htm

アナ・スイ
ゴルフやテニス、乗馬、水泳などのスポーツをテーマにした服を提案した。スポーティテーストを取り入れるのはわかるが、こちらもインパクトには欠けたよう。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/anna_sui/main.htm

ダナ・キャラン
彼女らしいNYのキャリア・ウーマンを意識したものからスタートし、その後は40年代のスタイルを彷彿させるドレスが登場。水玉やさくらんぼのプリント模様やレトロ感漂うコレクションを発表し、新たな方向性を示した。LVMHの傘下に入ったことが影響しているとの声も。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/donna_karan/main.htm
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2003/show.php?brand=karan

DKNY
こちらは50年代。膝丈のAライン・スカートが多く、ピンクのスプリングコートに水玉模様のTシャツとスカート。アップにした髪には、大きな花の髪飾り。ショーのエンディングで見せた約10枚のドレスは、全てマリリン・モンローの「7年目の浮気」で有名な真っ白なドレスをミニ丈にしてアレンジしたシリーズ。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/dkny/main.htm

ラルフ・ローレン
35周年になる今回は美術館の庭園に設けた特設テントが会場。白、パステル、ペール・トーンで、フェミニンでクラシックなコレクションを展開。
壁紙プリントのシルクスカートやスエードのパンツ、ビーズやレースをあしらった繊細なトップスに、デニムをあわせるなど意外な組み合わせが面白い。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/ralphlauren/main.htm
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2003/show.php?brand=ralph

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