「2004-2005秋冬ロンドンコレクションレポート」
Pringle of Scotland プリングル・オブ・スコットランド
プリングルのスチュワート・スコットデイルはスポーティなコレクション。白のカットソーに凝ったプリーツの茶のスカート、首にはアーガイルのマフラー(欲しい)でショーは始まり、赤い毛皮のボンバージャケット、毛皮のふわふわしたコートにセクシーなアーガイルのシースルー。腰にレザーベルトをリボンのように巻いたアーガイルニットも忘れずに披露。赤いスエードのショルダーバッグは旅行に最適。アーガイルをロゴのように使用。

JULIEN MACDONALD ジュリアン・マクドナルド
多くのスーパーモデルが、ロンドンをスルーしてNYからミラノへ渡ったといわれる中、ジュリアン・マクドナルドのショーにはジョディー・キッド、Jacquetta Wheelerらが登場(それでもいつもよりかは少ない)。次世代のスーパーモデルチームを率いるのはリリー・コール。ゴージャスな毛皮のケープでスタートし、白のコートにバッグ、大きなヘリンボーン柄のコート、ウーステッドのパンツスーツ、シフォンのブラウスは軽やかで、後半はよりゴージャスに金のプリントワンピースに、黒のミニイブニングはセクシー。かつて、ジュリアンは「オードリー・ヘップバーンよりマリリン・モンローが好き」と語っていたが、新しいミューズがいることを明らかにした。ショーの後、レポーターに向かってジュリアンは「私の夢は、今回のコレクションをレニー・ゼルウィガーに着てもらうこと」と語った。

GIBO ジボ・バイ・ジュリー・ヴァホーヴェン
GIBOはプリントのレインコートでショーが始まり、とにかく、様々な形や色で披露されたレインコートが目立つ。銀のトラックスーツ、金のトレンチ、マニッシュなパンツスーツ、白と黒のアシメトリーなドレス。相変わらず凝った帽子が面白い。

Paul Smith ポール・スミス
ポール・スミスの今回のコレクションは船員がテーマ。ポールは、「エレガントで、ウェラブルな衣服」と表現。白のPコート、ボタンがたくさん付けられたコート、ボーダーニット、紺ブレにプリントスカート、チューブトップ、ひざ上のプリーツ・スカート、シルクのブラウスには首に白、青のスカーフが巻かれる。

JASPER CONRAN ジャスパー・コンラン
ジャスパー・コンランは乗馬をテーマにしたスマートでセクシーなコレクション。ひざ丈のブーツに、チョークレザーの乗馬ズボン、ブラックレザーの手袋にウールのジャケットなど、スウェード、カシミアなどが登場。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=NBMBY5FHORACQCRBAEKSFEY?type=entertainmentnews&StoryID=4380626

ELEY KISHIMOTO イーリー・キシモト
イーリー・キシモトのコレクションは、ジャングルプリントにミリタリー。序盤はリバティー風の花柄プリントのドレスが続き、プリントのスカートに白のニットを合わせ、中盤は黒のブラウスやデニムをはさみ、動物の絵が描かれたニット。ミリタリースタイルのクリームコートは、ハイカラーで、60年代のモッズ風。

NICOLE FARHI ニコル・ファリ
ニコル・ファリのコレクションは40年代風。セクシーなパンツスーツは、ツイードで、ハイウエストやニットドレス、可愛らしいシルクのプリントなどを披露。

CLEMENTS RIBEIRO クレメンツ・リベイロ
スケルトン・プリントの黒いカシミア・セーター、ラップドレスはキャップ・スリーブでヴィンテージ風のレースとシフォンに彩られ、ブラック・シフォンドレスには真珠が飾られ、カラーやコートのポケットにはフローラルプリントが施され、ナローテール、立ち襟のコート、プリーツスカートなどの雰囲気は20年代風。一方で、アニマルテーマも継続され、ヒョウ柄のプリント、タンクトップやカシミアのセーターには虎の顔。

FROSTFRENCH フロスト・フレンチ
ケイト・モス、マシュー・ウィリアムソン、レイチェル・スティーヴンズが見守るSadie FrostとJemima Frenchによるフロスト・フレンチ。いまや、ロンドンコレクションでトップクラスのスターになりつつあるが、編みこみのシースルーブラウスにロングジャケット、黒のミニで始まったショーはジプシーとボヘミアンにインスパイアされたコレクション。ランウェーには、落ち葉がまかれ、モデルが歩くたびにぱりぱりとした音とバグパイプの演奏が流れる。ブランドのトレードマークである、セクシーなシフォンのニッカーズ、大きめボタンのブルゾン、プリントのドレスには茶のコートを合わせ、首に巻いたスカーフも可愛い。さらにコートの下はシースルーニットに水着。シルクのドレスにミリタリージャケットを組み合わせ、ツイードのミニはキュート。一方で、カシミアのコートはゴージャス。フロスト・フレンチは今回も、元気で明るくてセクシー。
これは、日本の少女も、そのまま取り入れられるものばかりです。ストリート感覚もありますしね。個人的にはロンドンで一番の注目です。もっと、日本でも話題になっていいと思うんですけど。

Boudicca ボウディカ
ボウディカは、デイリー・テレグラフのヒラリー・アレクサンダーが「アレキサンダー・マックイーンが3年前にロンドンを去って以来、ロンドンコレクションで最も大胆で、最もアナーキー」と評したコレクション。それはまさに子供が見る悪夢。しかし、その作品は美しい。モチーフとなったのは、テレンス・マリックの記念すべきデビュー作であるカルト・ムービー「Badlands」。黒い目のモデルは、返り血を浴びたような白い服や、トランスペアレントなメタリック・ナイロンのマックコートでフードをかぶり、忍び寄る。テーラード・ブラック・コートは、剃刀のようなレザーがラペルに縁取られ、ネオンのように光る緑のレザーは、白い毛皮のゴーストを捕まえる。
ショーの前日に彼らの服を愛しているスカーレット・ヨハンソンがBAFTA(英国アカデミー賞)の主演女優賞を受賞。雰囲気とは別に歓喜に包まれたコレクションだった。

HOUSE OF JAZZ ハウス・オブ・ジャズ
Pablo FlackとHazel RobinsonによるHOUSE OF JAZZのショーで披露されたのはわずか12点のみ。Vラインが深いプリントのドレスで始まり、着物ガウンなど東洋に影響を受けたコレクション。かと思えばスポーティなコートにゴージャスなファーやシンプルなケープ、黒のサテンのカクテルドレスはエレガント。新しく始められた、黒、白、プリントのバッグも注目。

Antoni&Alison アントニー&アリソン
アントニー&アリソンのショーは、無表情なモデルたちがフランケンシュタインのマスクをつけ、無造作なヘアスタイルで登場。モンスターというモチーフに、フリルやハート型のアップリケといった異色の組み合わせ。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=entertainmentnews&StoryID=4380376

Arkadius アルカディウス
ポーランド生まれのデザイナー、アルカディウスはワルシャワを歩くエレガントな老婦人にインスピレーションを受けたコレクション。ブラックとカッパーのチュニックは、ミニスカートとハイヒールのブーツで合わせ、ブラックとグレーのボレロ調のジャケットには、ペール・グリーンとレッドのスカート。大きなハート型イヤリングと、巨大な帽子で、遊びごころを演出した。

Jessica Ogden ジェシカ・オグデン
ジェシカ・オグデンは、パッチワークを施した半ズボンと男物のシャツに、カチューシャとストライプ柄のジャンパーのコンビネーションをはじめ、大人の女性の衣装にあこがれる少女をテーマにしたコレクション。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=TIPTYSKJTETVYCRBAEKSFFA?type=entertainmentnews&StoryID=4371268

Giles Deacon ジャイルズ・ディーコン
マックイーン、マシュー・ウィリアムソンが去った今、ロンドンの若きスターといわれるジャイルズ。グッチ、ボッテガ・ヴェネタを経て、今回初のキャットウォークショーを開いたジャイルズは、経歴に裏打ちされた芸術的なコレクションを披露。ハイライトは、クリスタルで飾られた、華麗なシフォンケープと葉をモチーフにしたストラップレスのドレス。

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