2004春夏ロンドンコレクション

「2004春夏ロンドンコレクションレポート」
Pringle of Scotland　プリングル・オブ・スコットランドプリングルは、着やすさを追求したクラシックとモダンが共存する新作を発表。市内にあるホランド・パーク園内の野外劇場で行われたショーでは、クラシックな仕立てのコートやプリーツの入った白のミニスカートなど、パステル調で薄く透明なシフォン地のアイテムには、ネイビー、ブルー、ホワイトといった色調でシャープに仕立てたジャケットやパンツを合わせた。アーガイル模様は、クリーム色のトレンチコートに付けたベルトの裏や、ネイビーブルーのドレスにダイヤ模様を切り取る程度で、控えめな扱い。 http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=entertainmentnews&StoryID=3496900 JULIEN MACDONALD　ジュリアン・マクドナルドロンドン・コレクションのベストといわれているのがセクシーなジュリアン・マクドナルドのショー。マイクロミニドレスに、80年代風レザージャケット、グラマラスなシフォンドレスは輝くイエロー、ピンク、金色でランウェイを練り歩く。シルバーの水着、レースアップのブーツもセクシー。音楽はマドンナにビヨンセ。 GIBO　ジボ・バイ・ジュリー・ヴァホーヴェン前半はカラフル、後半はモノトーン主体なシックなコレクションを披露。アシンメトリーな切り替えしが見事。合間にプリントやボーダー、マリンルック風スタイルでアクセントをつける。水兵さんのような帽子が可愛い。 Paul Smith　ポール・スミスポール・スミスは2004春夏コレクションで、「ポール・スミス・ピンク」と呼ばれる新ラインを発表（このラインは日本でもオンワードから発売されます）。コレクションでは、エリザベス・ジャガーらが蝶をモチーフにした、多彩な作品を披露。カラフルなリオのカーニバルに着想を得たという力強くセクシーな新作で満席の会場を沸かせた。スーツは、7分丈のパンツにストライプ柄の靴下、厚底靴を合わせてひねりを加える。 http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid2SCPCVUVFC1JQCRBAEKSFEY? type=entertainmentnews&StoryID=3490528 JASPER CONRAN　ジャスパー・コンランジャスパー・コンランはアフリカに着想した新作を発表。ココア色とクールブルーといった色調に動物柄を合わせた。スピーカーからジェット機のごう音が鳴り響くなか、透け感のある流れるようなホルターネックドレス、パターンシャツ、ミニチュニックなど、砂漠のそよ風にはためくような作品が並んだ。 ELEY KISHIMOTO　イーリー・キシモトイーリー・キシモトは、独特のプリントドレスでショーをスタート。甘いエプロン・ドレスは、肩にボタンで留められ、かわいいミニ・ズボンやAラインのドレスなどを披露。黄色のドレスが可愛い。頭に巻いたスカーフにも注目。 KATHARINE HAMNETT　キャサリン・ハムネットキャサリン・ハムネットは、例によって、スティレットではなく、ぺたんこのストラップサンダルを履いたモデルたちが、「アフリカ救済。フェアトレードを」「アフリカ救済。コンドーム使用を」などのスローガンをプリントした白Ｔシャツ姿で登場した。ショーにはボブ・ゲルドフが出席。 NICOLE FARHI　ニコル・ファリニコル・ファリの短いドレスは、ピンクや花柄プリントで、他にもミニスカート、ホットパンツなど健康的な生脚が目立つ。 CLEMENTS RIBEIRO　クレメンツ・リベイロクレメンツ・リベイロは彼らのミューズ、シンプソン婦人（ウィンザー公夫人）をイメージしたコレクション。前半は独特のストライプが目を奪い、シフォンのプリント・ドレスは70年代風。 FROSTFRENCH　フロスト・フレンチフロスト・フレンチのショーにはケイト・モスやクラウディア・シーファーが出席。サディ・フロストは「私たちは、まだ成長途中」とショーの前に語り、今回は「強く、セクシーな女性と神話」をモチーフにしたコレクション。花の水着によって始まったショーは、モデルたちが小さなゴムの腕章や光る黒いゴムの浮き輪を持ち、20年代風のシフォンドレス、花柄のVネックドレス、レースで縁取られたキャミソールなどを披露。見ていたケイト・モスは思わず「ゴージャス」と叫んでいた。 http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=KWUFYQP5S5V30CRBAEZSFFA? type=entertainmentnews&StoryID=3483790 BEN DE LISI　ベン・デ・リシ 2002年のアカデミー賞授賞式でケイト・ウィンスレットが着ていた緋色のドレスをデザインしたベン・デ・リシは、旅行中に目にしたピカソの絵に心を奪われたという、ピカソ作品を思わせる大胆な柄をプリントしたイブニングドレスなどを披露。ピンクやターコイズブルーを多用し、シルクのチュール地など、軽い素材のドレスには宝石を散りばめたベルトやひもでアクセントをきかせた。 ELSPETH GIBSON　エルスペス・ギブソンエルスペス・ギブソンはボッティチェリやフリーダ・カーロの絵画に着想を得た新作を発表。ボッティチェリら、ルネッサンス芸術を反映たようなコレクション。 PAUL COSTELLOE　ポール・コステロアイルランドのデザイナー、ポール・コステロは、1950年代を舞台にした、ジュリアン・ムーア主演の映画「エデンより彼方に」をイメージしたフェミニンな作品を披露。ショートジャケットにパステルカラー、それはロンドンというよりもニューヨークを思わせた。 Antoni&Alison　アントニー＆アリソンアントニー＆アリソンは、グレース・ケリーを思わせるシックで上品なコレクション。 SASS&BIDE オーストラリア出身のデザイン・デュオ（サラ=ジェーン・クラークとハイジ・ミドルトン)はロンドンコレクションのトップとして（公式スケジュールには掲載されていない）ショーを開催。会場にはサディー・フロストが駆けつけ、モスリン・ミニのカフタン・ドレスは、銀のスパンコールできらめき、ロンドンコレクションの開幕を飾った。 [Gin and it］

「2004春夏ロンドンコレクションレポート」

Pringle of Scotland　プリングル・オブ・スコットランド
プリングルは、着やすさを追求したクラシックとモダンが共存する新作を発表。市内にあるホランド・パーク園内の野外劇場で行われたショーでは、クラシックな仕立てのコートやプリーツの入った白のミニスカートなど、パステル調で薄く透明なシフォン地のアイテムには、ネイビー、ブルー、ホワイトといった色調でシャープに仕立てたジャケットやパンツ
を合わせた。アーガイル模様は、クリーム色のトレンチコートに付けたベルトの裏や、ネイビーブルーのドレスにダイヤ模様を切り取る程度で、控えめな扱い。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=entertainmentnews&StoryID=3496900

JULIEN MACDONALD　ジュリアン・マクドナルド
ロンドン・コレクションのベストといわれているのがセクシーなジュリアン・マクドナルドのショー。マイクロミニドレスに、80年代風レザージャケット、グラマラスなシフォンドレスは輝くイエロー、ピンク、金色でランウェイを練り歩く。シルバーの水着、レースアップのブーツもセクシー。音楽はマドンナにビヨンセ。

GIBO　ジボ・バイ・ジュリー・ヴァホーヴェン
前半はカラフル、後半はモノトーン主体なシックなコレクションを披露。アシンメトリーな切り替えしが見事。合間にプリントやボーダー、マリンルック風スタイルでアクセントをつける。水兵さんのような帽子が可愛い。

Paul Smith　ポール・スミス
ポール・スミスは2004春夏コレクションで、「ポール・スミス・ピンク」と呼ばれる新ラインを発表（このラインは日本でもオンワードから発売されます）。コレクションでは、エリザベス・ジャガーらが蝶をモチーフにした、多彩な作品を披露。カラフルなリオのカーニバルに着想を得たという力強くセクシーな新作で満席の会場を沸かせた。スーツは、7分丈のパンツにストライプ柄の靴下、厚底靴を合わせてひねりを加える。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid2SCPCVUVFC1JQCRBAEKSFEY?
type=entertainmentnews&StoryID=3490528

JASPER CONRAN　ジャスパー・コンラン
ジャスパー・コンランはアフリカに着想した新作を発表。ココア色とクールブルーといった色調に動物柄を合わせた。スピーカーからジェット機のごう音が鳴り響くなか、透け感のある流れるようなホルターネックドレス、パターンシャツ、ミニチュニックなど、砂漠のそよ風にはためくような作品が並んだ。

ELEY KISHIMOTO　イーリー・キシモト
イーリー・キシモトは、独特のプリントドレスでショーをスタート。甘いエプロン・ドレスは、肩にボタンで留められ、かわいいミニ・ズボンやAラインのドレスなどを披露。黄色のドレスが可愛い。頭に巻いたスカーフにも注目。

KATHARINE HAMNETT　キャサリン・ハムネット
キャサリン・ハムネットは、例によって、スティレットではなく、ぺたんこのストラップサンダルを履いたモデルたちが、「アフリカ救済。フェアトレードを」「アフリカ救済。コンドーム使用を」などのスローガンをプリントした白Ｔシャツ姿で登場した。ショーにはボブ・ゲルドフが出席。

NICOLE FARHI　ニコル・ファリ
ニコル・ファリの短いドレスは、ピンクや花柄プリントで、他にもミニスカート、ホットパンツなど健康的な生脚が目立つ。

CLEMENTS RIBEIRO　クレメンツ・リベイロ
クレメンツ・リベイロは彼らのミューズ、シンプソン婦人（ウィンザー公夫人）をイメージしたコレクション。前半は独特のストライプが目を奪い、シフォンのプリント・ドレスは70年代風。

FROSTFRENCH　フロスト・フレンチ
フロスト・フレンチのショーにはケイト・モスやクラウディア・シーファーが出席。サディ・フロストは「私たちは、まだ成長途中」とショーの前に語り、今回は「強く、セクシーな女性と神話」をモチーフにしたコレクション。花の水着によって始まったショーは、モデルたちが小さなゴムの腕章や光る黒いゴムの浮き輪を持ち、20年代風のシフォンドレス、花柄のVネックドレス、レースで縁取られたキャミソールなどを披露。見ていたケイト・モスは思わず「ゴージャス」と叫んでいた。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=KWUFYQP5S5V30CRBAEZSFFA?
type=entertainmentnews&StoryID=3483790

BEN DE LISI　ベン・デ・リシ
2002年のアカデミー賞授賞式でケイト・ウィンスレットが着ていた緋色のドレスをデザインしたベン・デ・リシは、旅行中に目にしたピカソの絵に心を奪われたという、ピカソ作品を思わせる大胆な柄をプリントしたイブニングドレスなどを披露。ピンクやターコイズブルーを多用し、シルクのチュール地など、軽い素材のドレスには宝石を散りば
めたベルトやひもでアクセントをきかせた。

ELSPETH GIBSON　エルスペス・ギブソン
エルスペス・ギブソンはボッティチェリやフリーダ・カーロの絵画に着想を得た新作を発表。ボッティチェリら、ルネッサンス芸術を反映たようなコレクション。

PAUL COSTELLOE　ポール・コステロ
アイルランドのデザイナー、ポール・コステロは、1950年代を舞台にした、ジュリアン・ムーア主演の映画「エデンより彼方に」をイメージしたフェミニンな作品を披露。ショートジャケットにパステルカラー、それはロンドンというよりもニューヨークを思わせた。

Antoni&Alison　アントニー＆アリソン
アントニー＆アリソンは、グレース・ケリーを思わせるシックで上品なコレクション。

SASS&BIDE
オーストラリア出身のデザイン・デュオ（サラ=ジェーン・クラークとハイジ・ミドルトン)はロンドンコレクションのトップとして（公式スケジュールには掲載されていない）ショーを開催。会場にはサディー・フロストが駆けつけ、モスリン・ミニのカフタン・ドレスは、銀のスパンコールできらめき、ロンドンコレクションの開幕を飾った。

[Gin and it］

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