「2006春夏ミラノ・メンズコレクションレポート」
miumiu ミュウミュウ
袖を通さずに、羽織っただけのスーツでスタートしたミュウミュウ。モデルはスーツでも袖をまくったり、半そでシャツやTシャツ、ノースリーブのシャツにネクタイと腕を露出。プラダに続き、星のプリントも登場。多くのモデルはジュエリーをつけ、ネクタイを締めていても、ネックレスをつける。

Calvin Klein カルバン・クライン
カルバン・クラインのItalo Zucchelliはシンプルな1つボタン、ピークドラペルのシングルスーツでスタート。同スタイルのスーツが色違いやワッシャー加工されて続く。インナーはスタンドカラーのシャツ。フロントジッパーのハイカラースタンドのブルゾン、クレープのリネンのスーツ、ハイウエストパンツにプリントのシャツを合わせ、サファリスタイルスーツや黒のロングジャケットが登場。
「私はアメリカ西部の空を撮影した古い写真集からコレクションをイメージしました」とZucchelli。

Giorgio Armani ジョルジオ・アルマーニ
ミラノコレクション、ラストを飾るアルマーニ。軽やかなスポーツジャケットに着やすいパンツにサングラス。シャツのボタンを空け、白や黒のパンツ。

EMPORIO ARMANI エンポリオ・アルマーニ
エンポリオ・アルマーニは緩やかなジャケットにベルトの代わりにカマーバンドのパンツなどが登場。水着にショルダーバッグ、ラストには自転車に乗ったモデルがスーツ姿でランウェイを走る。「IT'S all about freedom」とアルマーニ。

Gucci グッチ
ニットに白いシャツで始まったジョン・レイのグッチ。ダブルの6ボタンスーツ、プリントのシャツにカーディガン、黒のTシャツ。そのスタイルは多くの人が指摘しているようにグッチというよりもアルマーニ。スーツは完璧に身体にフィットし、ワイドラペルのジャケットに、袖の5つボタンは2つだけ外されている。白のキャンバスシューズにクロコの靴。プログラムノートでジョン・レイは1930年代のシックについて言及。白の水着にはダブルGロゴのカシミアガウン。

BOTTEGA VENETA ボッテガ・ヴェネタ
ボッテガ・ヴェネタはカラフルでスポーティなコレクション。オーストリッチのバッグに、カラフルなプリントを施した白のニットにストライプのパンツ。カラフルなストライプに、オレンジのジャケット、ポロ。

Valentino Garabani ヴァレンティノ・ガラヴァーニ
ニットを肩にかけたスタイルで始まったヴァレンティノ。白を基調に白のスーツ、白の襟付きカーディガン、水着も白。そこにフラワープリントのシャツやチェックのパンツを加える。後半にはブレザー、ヴァレンティノらしいスーツ、チェックのスーツにコート。インスピレーションは「カプリの思い出(memories of Capri)」。ヴァレンチノのパートナー、Giancarlo Giammettiは、かつてのカプリについて「美しい少年はみな美しい少女を追いかけました」と語り、「私たちは、現代の方法でその雰囲気を再現したかった」と述べた。

PRADA プラダ
シンプルなシャツにタイというスタイルで始まったプラダ。しかし、ハートや星のプリントがシャツや衿に繰り返し登場。スーツはシックで明るめのタイとの組み合わせ。露出した腕に関して聞かれたミウッチャは「私はカバーアップに飽きています。私はノースリーブが好きなの」とコメント。

Jil Sander ジル・サンダー
デザインチームによるジル・サンダーは、素肌に大柄なチェックのスーツを着たモデルでスタート。ソフトパステルのスーツ、開襟シャツにポロ、チェックのシャツにデッキシューズといったプレッピースタイル。

Gianni Versace ジャンニ・ヴェルサーチ
ドナテッラ・ヴェルサーチは、トロピカル・プリントが多数登場したマイアミをイメージした華やかなコレクション。アール・デコやパーム・ツリーがプリントされたシャツにホワイトデニム。ホワイト・リネンのスーツにダーク・シャツ、パステルのタイ。ブラックレザーのジャケットにパンツ、網目のTシャツ。セクシーな女性モデルも出演し、白のスーツはサタデーナイトフィーバー風(ちょっとトム・フォードも入っている感じ)。「私たちはマイアミでたくさんのよい思い出があります。ホットでエキゾチックなものを求めました」とドナテッラ。最前列にはブルック・シールズに、アッシャー、Rupert Everett。

Burberry バーバリー
ショート丈のトレンチコートで始まった、クリストファー・ベイリーのバーバリー・プローサム。フラワープリントのパンツ、チェックのキャップ、細身のカーディガン、クラシックなVネックセーター。ブラスボタンが輝くネイビーテーストの紺ブレに、ミリタリーコート。フローラルなスカーフにパステルのスポーツコート。トレンチコートはキャンバスやスウェードで登場し、カジュアルなパンツやプリントシャツと組み合わせられる。「私はバーバリーの本質に戻ろうと思いました。それは、貴族的な精神とミリタリーです」とベイリー。イメージは、Snowden卿、デビッド・ヒックス、リッチフィールド卿の3人の英国貴族。

Dolce&Gabbana ドルチェ&ガッバーナ
ドルチェ&ガッバーナはピート・ドハーティ(ケイト・モスの恋人)と彼のバンドBabyshamblesにインスピレーションを得たコレクション。ショーはダークスーツにサングラス姿で始まり、女性がプリントされたTシャツ、切り裂かれたジーンズにプリントの水着。「FIGHT CLUB」というロゴ入りのボクサーショーツ。「DG」ロゴのニット帽などが登場。

Alexander McQueen アレキサンダー・マックイーン
アレキサンダー・マックイーンは白のテールコートにベースボールキャップでスタート。背景はパラシュート。白のダブルのブレザーにショートパンツ。あふれる色は白。中盤にはノースリーブやジャンプスーツ、プリントのシャツやパンツ、スポーティコートなどをはさみ、後半にかけては顔をおでこから鼻にかけてT字型や目や口の周りをペイントしたモデルが登場し、羽毛のケーブ、ビーズのボディスーツなどを披露。

Dsquared2 ディースクエアード
ディースクエアードのショーはテンガロンハットに、ブーツ、大きなバックルのベルト、革のベスト、デニム、つなぎ、スカーフ、フリンジ・ジャケットとまさにカントリー&ウエスタン。

Missoni ミッソーニ
サイケデリックなプリントがあふれたミッソーニ。背景にすら、このプリントをモチーフにしたような万華鏡プリント。カラフルなシャツやニット、ポロ、Tシャツを白や茶の無地のパンツに合わせる。

Etro エトロ
プリントのシャツにストライプのショートパンツ。プリントのスーツと今回も華やかなエトロのコレクション。プリントは花柄、チェック、ストライプ、ペイズリーと様々に登場。シルクのヘッドスカーフもペイズリー。

Neil Barrett ニール・バレット
ニール・バレットは黒のタキシードに白いシャツに白いタイ、そこにショートパンツ、素足に革靴でスタート。蝶ネクタイにもショートパンツを合わせ、色はモノトーンが主体。ディナージャケットにカジュアルなベスト、デニムシャツに蝶ネクタイ、白のイブニングジャケットにジーンズ。テーマはフォーマルとカジュアルのミックス。

COSTUME NATIONAL コスチューム・ナショナル
コスチューム・ナショナルのEnnio Capasaのモデルはバンダナのタイを手首に巻き、ロールアップした袖に、シャツのフロントにはトランプのプリント。

Viktor & Rolf ヴィクター&ロルフ
ランウェイ・ショーではなく、ショールームにおいて展示会方式で開催されたヴィクター&ロルフのコレクション。ポロシャツ、カーディガン、スクールボーイルックのVネックニット、ベリードラペルのチェンジポケット付きスーツと彼らにしてはクラシカルなスタイル。ジャージやトレーナーの胸には「MONSIEUR」のプリント。

MENICHETTI メニケッティ
黒のジャケットにストライプのシャツで始まったロベルト・メニケッティ。抑えた色にシンプルな服。バギーショーツにジップフロントのジャケットなどのボーダーファッションもメニケッティ風。メニケッティはインターナショナル・ヘラルド・トリビューンに「私は、何が新しいのか、新世代は何を望んでいるのか理解しようとしています。デザインは決して戻ることはありません。その中で人々はカジュアルとフォーマルの間で服を着るのでしょうか。何を選ぶかは自由です。メンズファッションの将来はこれら2つを完璧にミックスしたものになるでしょう」と語った。

Roberto Cavalli ロベルト・カバリ
プレイボーイ誌とのコラボが発表されたロベルト・カヴァリにはバニーガールが登場。ヒョウ柄のガウンに、水着とゴージャス。舞台にはカウンタックも出現。

Ozwald Boateng オズワルド・ボーティング
オズワルド・ボーティングは白のテーラード・スーツでスタート。今回は少し、色を抑え、茶のスーツや、茶のジャケットに白のパンツ、茶けのストライプスーツにベージュのトレンチ。後半、ブルーグレーのシャツやイエローのシャツ、オレンジのジャケット、赤のタキシードが登場。しかし、上質な素材と完璧なカッティングは変わらず。

J.Lindeberg
黒のスーツで始まった、J.Lindebergはグレーと茶を中心にしたシンプルなコレクション。オーバーサイズのジャケットに、ミリタリージャケットにボマー、Tシャツにベスト。

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