Louis
Vuitton ルイ・ヴィトン
ルイ・ヴィトンのマーク・ジェイコブスは、金色が中心のコレクション。茶色のスエードのジャケットは襟が金色で、すそには金色のスパンコール。また茶色のカシミヤのカーディガンにも、模様のようについた鋲がきれいに光る。最後に登場したオストリッチの革を使った金色のコートが圧巻。バッグは全体的にこぶりで、ベルトなどがアクセントになったデザインが中心。ドクターバッグ、バニティ・ケース、三日月形バッグなどをメインに、サイズはミニから大型サイズ、大きなバックル、カギ付きの留め金、フェイクジュエリーをあしらったハンドル、レザーのフリル飾り、スエードやクロコダイルを使ったモノグラムなど色や柄だけでなく形も今回はかなり変化した趣向のバッグが多い。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/louis_vuitton/main.htm
http://www.vogue.co.jp/collection/ss04rtw/index3.jsp?city=paris&designer=Louis+Vuitton
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2004/show.php?brand=vuitton
Yves
Saint Laurent イヴ・サン ローラン
イブ・サン・ローラン・リヴ・ゴーシュは、トム・フォードがセクシー路線を継続。白いサテンのパンツスーツでスタートし、ゆったりとしたラインをウエスト付近で絞ったパンツや、肩ストラップに小さな装飾を施し、クモの巣のように見せたイブニングドレスなどが登場。白のサテンのトレンチコートやオレンジ色のドレス、何枚もの薄い布を複雑につなぎ合わせたゆったりしたドレスが多く、いずれもモデルの動きとともに柔らかにゆれてエレガント。ミリタリーイメージの水着もセクシー。ショーの終盤にはメゾンのアイコン、スモーキング(女性用タキシード)も登場。素肌に直接ベストをつけたスリーブレスのタキシードはそのまま、パンツの中に引き込まれる。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/yves_saint_laurent/main.htm
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2004/show.php?brand=ysl
Alexander McQueen アレキサンダー・マックイーン
アレキサンダー・マックイーンの会場は、古びた劇場。最後まで踊り続けたカップルが賞金を獲得する「マラソンダンス」からのインスピレーションを得たショー。4個の大きなシャンデリアをつるした場内で始まったのは19世紀、パリの社交ダンス。三部構成で、一部はソシアルダンス会場、二部は競走の様子。そして最後はくたびれたこれらの人の様子を描いた。中央でダンスする少女、モデルが着ているのは薄くて柔らかい布をパッチワークにし、すそには幾重にもフリルをつけたドレス。マーメイドラインのデニムなドレスや、スパンコール、羽毛のガウン。競争者はバレエのチュチュのようなドレスを着用し、男女一組で踊るため、動くと服が美しくゆれる。ラスト、孤独の疲れ果てたダンサーが倒れこむと、舞台の中央にデザイナーと振付師ミカエル・クラークが登場。二人がこのダンサーの手を取ると、ホールは雷鳴がとどろくような賞賛に包まれた。
モデルというか、ダンサーはロンドンで2週間にも及ぶリハーサルを行ったらしいです。やっぱり、これがパリコレベストになるのかなあ。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/alexander_mcqueen/main.htm
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2004/show.php?brand=mcqueen
http://www.vogue.co.jp/collection/ss04rtw/index3.jsp?city=paris&designer=Alexander+McQueen
Stella
McCartney ステラ・マッカートニー
ステラ・マッカートニーは、客席の最前列に、父親ポールと義理の母親で妊娠中のヘザー・ミルズが見守る。ステラのショーに夫婦そろって姿を見せたのは初めてのこと。再婚後、ステラとヘザーは仲が悪いと噂されていたが、ステラの結婚を機にうまくいってるらしい。色調を渋めに抑えたシフォンを重ね、浮遊感を演出したドレスを披露。色は今回もアースカラーが継続されている。淡いパステルカラーのグラデーションが、花弁型のスカートに合わさり、美しい。ショーの後、ポールは「素晴らしい(I think it's fabulous)」と叫んだ。
彼女はトム・フォードに「もっと、シンプルな服を作ったほうがいいよ」と言われていたらしいです。その答えが今回のコレクションになるのかな。ある意味、ステラの新境地だと思います。ちなみにラストに登場した彼女はクロエのフィービーと同じくデニムパンツでしたが、こちらはややスリムタイプでした。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=entertainmentnews&StoryID=3602015
CHANEL シャネル
シャネルのカール・ラガーフェルドのショーは米国版ヴォーグ誌の編集長アンナ・ウィントゥアーに敬意を払った内容とされ、ウィントゥアー本人が舞台正面で鑑賞。会場は、カルーゼル・ドゥ・ルーブルの二つの部屋をぶち抜いて行われた。シャネルの定番であるツイードをさまざまな形でアレンジ。ニットのスカートやひざ丈のツイードコート、70年代風の花柄がプリントされたジプシードレスなどが披露された。バッグなどの小物類も充実。ルービック・キューブのような形の小型バッグや、丸いポーチはレコード型、その他、黒や透明のビデオテープ(カセットテープ?)形のバッグも。ビデオテープはイヤリングにも使われている(マイクロカセット?)。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=VQ0UWRHVI13NKCRBAE0CFEY?type=entertainmentnews&StoryID=3597020
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/chanel/main.htm
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2004/show.php?brand=chanel
Christian
DIOR クリスチャン・ディオール
クリスチャン・ディオールは、チュイルリー公園内の特設テントの中で行われ、伝説の女優、マレーネ・ディートリヒにオマージュをささげた新作を披露。ディートリヒを思わせる身体に密着するサテン・スカート・スーツ、シースルーのトレンチコートの下からは、タトゥー風のヌーディーなボディースーツをのぞかせ、妖婦の雰囲気を演出。スカートのすそからは、黒のナイロンや白いレースのガーターベルトをのぞかせた。ガリアーノよると「もし、マレーネ・ディートリヒがここにいたら、どうなっていただろうかを想像して、このコレクションを企画した。彼女はきっと、ジャニス・ジョプリンであり、コートニー・ラブだったでしょう」とのこと。
ショーの後、ガリアーノが語った言葉が印象的でした。「Fashion
should be fun」。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/christian_dior/main.htm
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=entertainmentnews&StoryID=3585321
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20031009i504.htm
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2004/show.php?brand=dior
http://www.vogue.co.jp/collection/ss04rtw/index3.jsp?city=paris&designer=Christian+Dior
Balenciaga バレンシアガ
公式カレンダーには掲載されていないバレンシアガ。二コラス・ゲスキエールは当初、噂された展示会方式ではなく、ランウェイショーを行ったものの、披露されたのはわずか24点(アルマーニの5分の1)。
胸のラインに沿ってゆるくカーブしたフロントボタンが配列されたタイトなツーピースドレス。ショルダーにケープのような飾りが付けられ、U字型に大きく胸を開けたネックライン。ブラジャーをセットインした花柄ドレスは、裾にジップの装飾を施す。色はクリーム、カーキ、オリーブ。作品はどれもシックでエレガント。ボディに沿ってカーブしたボタンのシルエットもある意味、完璧。後半は一気にプリントミニのワンピース、カラフルな水着が登場。「構築的なものと流動性を対比させたかった」とゲスキエール。
大人の女性のエレガントさを表現させたら、今、ゲスキエールはトップなのではないでしょうか。私はこのシックさは大好きですが、ただ、一般の評価はどうでしょうね?前回のNYでの秋冬と違って、これは評価が分かれそう。そういえば、シューズはあったけどバッグがなかったような。。。
http://www.vogue.co.jp/collection/ss04rtw/index3.jsp?city=paris&designer=Balenciaga
Givenchy ジバンシイ
ジバンシイのジュリアン・マクドナルドは、クレープとマクラメ編みや革を組み合わせて、北アフリカにでも旅するような雰囲気。ドレープを寄せたペチコート・ドレスに、ガーゼシフォン、革組みひもや木製のハンドル付きのバッグが合わせられ、ワンピースやギャザースカートは、三段ほどの切り替えがあり、その間をマクラメ編みで埋めている。
ロンドンで発表したセクシーな自らのブランドに比べると、全体的に装飾的で可愛い感じ。ただ、オートクチュールコレクションのときのほうがよかったような気が。。。一部には、ジュリアンはオートクチュールではちゃんと本来のジバンシイらしくヘップバーンに敬意を評したコレクションを行っているにもかかわらず、プレタではやや自分の個性を出しているためブランドイメージが混乱しているとの声もあります。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/givenchy/main.htm
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2004/show.php?brand=givenchy
CELINE セリーヌ
今回がセリーヌにおける最後のコレクションと噂されるマイケル・コースは、シンプルで高級感あふれる普段着やリゾート着などを提案。トロピカルフラワーの大胆なプリントのドレスは色もピンクやトルコブルー。また古くからセリーヌがモチーフとして使ってきた金色チェーンの絵柄を黒や白の地色の上にのせ、バッグやサンダル、大きな輪の形をしたピアスなどもすべて金色。これがモデルが歩くたびに、カチャカチャと金属的な音を立てるのが印象的。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/celine/main.htm
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2004/show.php?brand=celine
Comme de Garcons コム・デ・ギャルソン
ある意味、今回のパリコレで最もセンセーショナルだったのがこれ。ギャルソンで披露されたのは、いわばスカートのみ。靴もストッキングもなく、上半身はシースルーの布のみ。あとは頭に布飾りがあるだけ。スカートには微妙なドレープがつけられ、プリントやカッティングが美しい。
噂ではショールームにはちゃんと2004春夏のジャケットがあるらしいです。問題は川久保さんがなぜ、このようなコレクションを行ったかって事ですが、単なる宣伝になってしまったコレクションへの批判?あるいは、こうした議論をすること自体が間違っているのかもしれませんが。アメリカン・ヴォーグは今回のショーを「20分間の瞑想」と評していました。ともあれ、今後、話題を呼びそうなショーでした。
Chloe クロエ
クロエは、ハイウエストのパンツルックでスタート。70年代後半をイメージさせる服が数多く登場。クレープのシャツにデニムジーンズを合わせ、胸元には大きなチョウのペンダント。デニムのスカートもパンツも、また上が深く、ここでもストライプが目立つ。横縞のラグビーシャツ、洗いざらしの綿のオーバーオール、レースのブラウスとショートパンツにサスペンダー、オフホワイトのスモッキングのドレスを合わせ、蛍光色のサンダル、ホットパンツなどもかわいい。前半は白が圧倒的だったが、後半、夜会用の黒のドレスには金のアクセサリーを合わせ、シックに。モデルには富永愛も登場した。
クロエは毎回、モデルが着るのではなく、すべてフィービー・フィロが着て、プレゼンテーションしたほうがいいような気がします。ラストにフィービーは裾幅が広いベルボトム風なジーンズ(クロエ・ジーンズを自らアピール)を着て現れましたが、相変わらず美しいです(ちょっと太った?)。どのモデルよりもフィービー自身がクロエの服は似合っていました。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/chloe/main.htm
Vivienne
Westwood ヴィヴィアン・ウエストウッド
ウエストウッドは、「ジャングル」からインスピレーションを得たショーで自らの34年のキャリアを祝った。
Jean
Paul Gaultier ジャン・ポール・ゴルチエ
バランスをあえて崩したドレスやスカート、コルセットがあしらわれた服などが登場。
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2004/show.php?brand=gaultier
ISSEY
MIYAKE イッセイ・ミヤケ
イッセイ・ミヤケ・バイ・ナオキ・タキザワは柔らかくしなやかなテンセルのジャージやチュールが登場。ぴったり肌に吸い付くように体を包み込み、ひもやテープを多用。ボディーペインティングやタトゥーのような柄も印象的。モデルがジャンプスーツを脱ぐと、ヌードカラーにボディペインティングを施したボディスーツが現れた。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/issey_miyake/main.htm
Victor&Rolf ヴィクター&ロルフ
ヴィクター&ロルフは、1950年代のハリウッド女優を思わせるようなスタイルを披露。シルクのボウタイや襟がきりっと立つような白いブラウス。そこから大きなワイシャツや、タキシード・ジャケットが登場。マスキュリン?最後のイブニングドレスは、流れるようなドレープのドレスとパンツを融合させた。
若いアバンギャルドデザイナーがあえて、トラディショナルなパリのクチュールを再現したって感じ?私は大きなえりのシャツとか(一瞬、リボンかスカーフかと思った)好きだけど、一般の評価はどうなのかな?単純すぎるっていう評価も出そう。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20031011sw41.htm
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/viktor&rolf/main.htm
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2004/show.php?brand=victor
Junya Watanabe ジュンヤ・ワタナベ
ジュンヤ・ワタナベは、伸縮性のある素材を用いてスポーツテイストを取り入れ、風にそよぐような薄く軽い仕上がり。千鳥格子や水玉、ストライプを重ねたドレスやスカートが印象的。
しかし、誰がなんと言おうがあのヘアスタイルを私は認めない。
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20031009i504.htm
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/junya_watanabe/main.htm
LANVIN ランバン
ランバンのアルベール・エルバスは、サテンの魅力をドレスの数々で最大限に引き出した。ドレープを作ったドレスはシームレスに布で覆われ、バランスがよく、美しい。すそのドレープやリボンが、モデルの動きにあわせて美しくゆれる。黒を中心に、黄色、ピンク、グリーン、トルコブルーなど多彩な色が使われ、エレガント。ラストを飾るモデルは、リンダ・エヴァンジェリスタ。
デザイナーの中で誰が一番かっこいいかと言われたら、私はトム・フォードに1票を入れるんですが、個人的に人の良さそうなエルバスも大好きです。ラストに登場した時の首のスカーフも、丸っこい体にあってて可愛い。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/lanvin/main.htm
http://www.vogue.co.jp/collection/ss04rtw/index3.jsp?city=paris&designer=Lanvin
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2004/show.php?brand=lanvin
Helmut
Lang ヘルムートラング
ヘルムート・ラングは、まるでテニスウェアを思わせる白のシンプルなミニドレスでスタート。観客席には映画監督、ロマン・ポランスキーの姿も。一面の白からやがてショーは黒に変わり、銀のベルトにパンツ、バイカージャケット、胸を露出させた服やスクール水着のようなものも登場した。
John Galliano ジョン・ガリアーノ
ジョン・ガリアーノは、ブルマーやコルセットをアレンジ。丈の短いレースのスカートに巨大なちょうちん袖のトップの組み合わせや、リボンをあしらったローズピンクのコルセットとホットパンツといったスタイル。髪を高く波立たせた上にちょこんと麦わら帽子などが載る(帽子の役目果たしてないと思う)。
LOEWE ロエベ
ロエベのホセ・エンリケ・オナセルファは、白やチョコレートブラウンなど限られた色の革を使ってシンプルで洗練されたスタイルを作り上げた。白のスタンドカラーのコートやブルゾンなどは、細めのベルトがアクセント。細く切った革とシルクの糸を織った上着は、まるでツイードのように見える。サンダルやバッグも充実。最前列にはベルナール・アルノーをはじめ、妻のエレーヌ、ルイ・ヴィトンのコミュニケーション部を担当する息子アントワーヌ、LVMH取締役会の一員となった娘デルフィーヌとアルノー一家が勢ぞろい。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/loewe/main.htm
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2004/show.php?brand=loewe
Cacharel
キャシャレル
クレメンツ・リベイロはガーリー&レトロでキュートなコレクション。ボタン飾り付きベルト通しとすそのデザインが特徴的なショートパンツ、リバティー・プリントや昔のキャシャレル・プリントを施したカジュアルドレス、綿やスウェードのパンタクール、ウールのカーディガン、丸襟コート、ツイードのジップアップジャケット&スカート、プリーツスカートなどが登場。
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2004/show.php?brand=cacharel
Sonia Rykiel ソニア・リキエル
ソニア・リキエルは、ディアマンテのスタッドをちりばめたスキンカラーの水着をまとって登場。リキエルはミニサイズの下着を女性のパワーとして賞賛。乳首が飛び出したようなブラ、シースルーなシフォン水着、サテンのホットパンツにはジュエリーを貼り付けたハーフカップのブラを合わせ、ブラックレースを使用した肌もあらわなベビードール風の作品などが登場した。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=PVXWKN2EE54KQCRBAE0CFFA?type=entertainmentnews&StoryID=3592290
Rochas ロシャス
2回目のコレクションとなったオリビエ・ティスケンスのロシャスは、20年代の芸術家Aloise
Corbazにインスパイアされたショー。ブランドの創業者マルセル・ロシャスによって発明されたビスチェを強調するかのように、ウエストまでネックラインを引き下げ(写真を見てもらわないとわからないかな、首回りがウエストまで来ており、当然、胸は露出される)、灰色、黒、アイボリー、ピンクのストラップレスドレスは超ロングスカートとの組み合わせ。
http://www.elle.co.jp/home/fashion/collections/ss2004/show.php?brand=rochas
ニナ・リッチ
ニナ・リッチは、スウェーデン出身のラース・ニルソンによるデビューコレクション。下着に着想を得た新作の数々を披露。シフォンや絹、カシミアといった柔らかい素材やレースを使用し、レモン色やオレンジ色を大胆に使いながらフェミニンさを演出した。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=CSUNMWKNMAKGSCRBAEOCFFA?type=entertainmentnews&StoryID=3600576
ドリス・ヴァン・ノッテン
ドリス・ヴァン・ノッテンは、大胆な花柄やひざ丈スカートで1950年代の雰囲気をかもし出す。一方、凝ったカッティングを施したブラックサテンやシルクのワイドパンツは現代的。
ツモリチサト
ローマ時代を思わせるドレープをきかせたミニドレスでスタート。ゆったりしたシルエットを淡い色合いでまとめ、海辺で過ごす女性の姿のアプリケがついたネットのワンピースがかわいい。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/tsumori_chisato/main.htm
HUSSEIN CHALAYAN フセイン・チャラヤン
フセイン・チャラヤンは今回、思ったよりもシンプルなリゾートっぽいドレス。でも、細部はパーツや素材を複雑にくみ合わせ、ひねったりよじったりするなどして、優雅さを演出。プリント柄のドレスはフリルやスモック、ドレープなどが加わるが、よく見ると戦争の光景が描かれている。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/hussein_chalayan/main.htm
HAIDER ACKERMANN ハイダー・アッカーマン
ハイダー・アッカーマンが、ショー会場に選んだのは、小さなレストランや商店、クラブなどが立ち並ぶ地区の古びたアーケード。直線的な造形の美しさを見せ、2枚の布を重ねただけのようなシャツは、女性の体を優しく覆い、グレーのカシュクールのようなドレスや、布を二枚合わせただけのように見える袖なしのシャツなど、ドレープが美しい。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/haider_ackermann/main.htm
DICE KAYEK ディーチェ・カヤック
トルコ出身でパリ在住のエチェ・エゲがデザインするディーチェ・カヤックのショーは、パーカッションの生演奏をバックにスタート。最初に登場したのは、白のシリーズ。花がモチーフのプリントやアプリケを使ったドレスやチュニックなどが可愛い。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/dice_kayek/main.htm
ANDREW GN アンドリュー・ゲン
アンドリュー・ゲンには花柄が満載。丈はミニが多く、大きめのアクセサリーにも注目。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/andrew_gn/main.htm
Y's ワイズ
ワイズは全体的に大きめのシルエット。ワンピースやフォーマルなスーツを、光沢感のある素材で軽やかに仕上げ、ジャケットのように見えるスカートなど、「上と下」「スカートとパンツ」「女性服と男性服」などの境界を超えてみせた。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=entertainmentnews&StoryID=356789
http://www.mainichi.co.jp/women/fashion/pariscollection/1007-1.html
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20031007sw41.htm
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/ys/main.htm
[Gin and it]
|