ファッション用語解説

【な】

    ●ナイロン
    ポリアミド系合成繊維の1種。1936年デュポンのカローザス博士によって発明された。工業生産を始めた最初の合成繊維。摩擦強度が強く染色性がよいが、熱に弱く黄変することがある。

    ●長沢節
    1917年、福島生まれ、文化学院美術科卒業後、45年長沢節スタイル画教室開設。デザイン画の中に感覚的な表現、抽象技法を用いてファッションドローイング時代の旗手となった。多くの師弟がデザイナーとして活躍、エッセイストとしても知られている。1999年死去。

    ●中野裕通
    1951年生まれ、ニコル、ビギを経て81年三永(現、サンエー・インターナショナル)「ビバ・ユー」事業部入社。84年「ヒロミチ・ナカノ」ブランド設立。芸能人をモデルにしたショーの開催や自身のテレビ出演など、80年代後半にブームを巻き起こした。

    ●茄子紺
    暗い紫みの青。なすの色。英語ではエッグプラント(なす)。

    ●ナチュラルカラー
    自然色。海や台地、植物など自然のイメージカラーの総称として使われる。

    ナチュラルメーク
    自然のままの肌の質感や顔のつくりを生かした化粧法。素肌感覚を生かした健康的なイメージで、地肌に最も近い色が使われる。

    ●ナッピング
    ナップ仕上げ。起毛した毛羽を前後、左右に摩擦して毛羽模様を作り出す仕上げ法。オーバーコートなどに使われる。

    ●ナップドックロス
    起毛した織物の総称、単に「ナップ」とも呼ぶ。

    ●ナポレオンカラー
    立ち折れ型の上衿と折り返った大きな下衿を特徴とする衿。というとよくわからないけど、トレンチコートのデザインに使われている衿のこと。フランス皇帝ナポレオン・ポナパルトの時代の軍服や衣装から名づけられた。

    ●なめし
    各種の皮を腐敗しないように加工すること。これにより「革」となる。

    ●ナロースカート
    ほっそりとした形のスカート。ペンシルスカートなどとも呼ぶ。ナローとは狭い、細いという意味。

    ●ニナ・リッチ
    1883年生まれ、13歳のときにお針子としてモードの世界に入り、宝石商のルイ・リッチと結婚後、32年ニナ・リッチ創設。その後、息子のロベール・リッチによって引き継がれ世界的なメゾンに発展。香水のブランドとしても知られている。

    ●二分の一丈
    ハーフレングス。着丈や袖丈が通常の半分のことをいう。

    ●ニュー・ルック
    1947年、クリスチャン・ディオールは自身初のパリ・コレクションで「コロール(花冠)ライン」を発表。 これを、ハーパース・バザール誌の編集長カーメル・スノウが「ニュー・ルック」と呼び、この名前が広まった。ニュールックは、丸みを帯びた肩に胸、ウエストは細く絞られ、スカートは布を贅沢に使い(戦後すぐでモノがあまりない時代に)、ペチコートで膨らませたラインが踵まで伸びる女性らしさを引き出した華麗なスタイル。シャネルによって機能的な美しさがアピールされた後に、ディオールはフェミニンな美しさを改めて強調し、以後、この時にディオールが発表したようなスタイルが「ニュー・ルック」と呼ばれるようになった。

    ●ヌバック
    革の表皮層(銀面)の磨りと染色を繰り返し滑らかに起毛した表面に仕上げたもの。汚れや傷がつきやすいため高級なバッグに使われる。

    ●ネクタイ
    ネック(首)を結ぶタイ。フランス語のクラバット。17世紀にルイ14世の警護にやってきたクロアチアの軽騎兵隊が用いた白い胸飾りに由来する。

    ●ネップヤーン
    繊維のかたまり(ネップ)を糸の製造段階で入れ、練りこんで変化を持たせた飾り糸。

    ●ネービールック
    海軍の兵士たちが着用する衣装、もしくはそれに着想を得た服。ダッフルコートやピーコートセーラージャケット、セーラー服などが代表的なもの。アーミールック、ミリタリールックの対比。

    ●ネル
    綿フランネルの略称。平織り、または1/2綾織、2/2綾織の綿織物を起毛したもの。片面だけ起毛したものは片面ネル、両面起毛は両面ネル。起毛はさらし、無地染めなどをした後に行う。暖かく、肌さわりが柔らかいので、パジャマ、ベビー服、シャツなどに使われる。

    ●ネールカラー
    マオカラーと同義。本来はステンカラーのように立ち襟が折り返った形のもの。名称はインドのネール元首相にちなみ、インドの政府の高官などが着る上着に見られる立ち衿。

    ●ノスタルジック(Nostalgic)
    「郷愁を誘う、懐古趣味の」の意味。古き良き昔を思わせる、懐かしい雰囲気のファッションに用いられる。では、何が懐かしいのかというとこの定義はなくて、一般的にはエドワーディアン調などをさすが、アメリカでは、カントリー風にも使うことがある。今では、60年代のモダンファッション風なものに対し使われることが多い。

    ●ノースリーブ
    袖なし服。袖がないものの総称。和製語で、正式にはスリーブレス(sleeveless)。

    ●ノッチドカラー
    テーラードカラーのように刻み(ゴージ)の入った衿。

    ●ノット
    ネクタイの結び目のこと。プレーンノット、エスクワィヤノット、ウィンザーノットなどがある。

    ●ノベルティ
    「進物広告」。広告主やブランドの名前がつけられたペンやライターなどのグッズ提供による宣伝。街頭で不特定多数に配る場合と開店記念や制立記念などで特定の客に配る場合とがある。

    ●ノーマ・カマリ(Norma Kamali)
    1945年アメリカ、ニューヨーク州生まれ。FIT(ファッション工科大学)でファッションイラストレーションを専攻後、ニューヨークに「カマリ・ショップ」をオープン。トカゲや蛇革、ラインストーンを使ったオリジナル商品が人気を集め、ホット・パンツをアメリカに定着させたことでも知られる。71年、本物のパラシュートを使った「パラシュート・クロージング」を発表。75年には布団の中綿を用いた「スリーピングバッグ・コート」発表。78年「OMO」設立。80年以降はスエット素材をシティファッションに持ち込んだことでも有名。

    ●ノルディックセーター(Nordic sweater)
    ノルディックは「北欧人」の意味で、主にスカンジナビア半島の人々が着用していた雪の結晶や、トナカイなどの模様を施した厚手の伝統的なセーター。スキー用のセーターとして着られ、別名、スカンジナビアン・セーター。

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(最終更新:2005年2月16日)


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