Salvatore Ferragamo サルヴァトーレ・フェラガモ Italy

歴史・解説

サルヴァトーレ・フェラガモは1898年にイタリア、ボニートで生まれ、幼い頃から靴屋で働き16歳でアメリカに渡る。マレーネ・デートリッヒ、キャサリン・ヘップバーン、イングリッド・バーグマンらを顧客にし、名声を高めた後、イタリアに戻り、27年フィレンツェで開業。

甲部を透明なナイロン糸で作った「見えない靴」、波状のウェッジ・ヒール、フラットフォームソールなどを生み出し、350の特許を取得。流行だけでなく、足にフィットした履き心地のよい靴を信条とし、死後(1960年)もブランドは妻と子供たちに受け継がれている。

「メード・イン・イタリー」にこだわり、ライセンス契約もサングラス以外には行っていない。
67年からは次女のジョバンナがレディス、メンズのプレタポルテを含めたトータルファッションを展開。現在のフェラガモ社のトップは45年、イタリア生まれで創始者のサルヴァトーレ、ワンダ夫妻の長男である、フェルッチオ・フェラガモCEO。18歳の時から家業に参加している。副社長でファッション部門の統括は次女の ジョヴァンナ・ジェンティーレ。

2000-2001年秋冬コレクションより、「チェルッティ」、「エルメス」、「トラサルディ」などで活躍し、プレタポルテの世界に積極的にストレッチ素材を導入したマーク・オディベがレディスのデザインを担当。2003年春夏からは、アルマーニにいたグレエム・グラックがデザイナーに就任。2002年秋冬からは初のスニーカーライン「FREEDOM」が登場。側面の「ガンチーニ」がフェラガモらしさを主張している。また、2003年5月7日には、700平方メートルの旗艦店を銀座中央通りにオープン。レディスからメンズのすべてのラインがそろい、オープン時には限定商品も発売。2003年11月、初のウォッチ発売。エレガントな曲線が連なるステンレスケース、クラシカルな数字を配したデザインで、デザインコンセプトは1939年のウェッジシューズ「ゼッパ」。

2004年10月5日、大阪ヒルトンプラザウエストに梅田本店オープン。レディスとメンズの全アイテムがそろう関西地区最大のブティックで、オープン記念限定商品は、フェラガモを代表するオーナメント「ガンチーニ」をファブリックにエンボス加工した、レザー&ファブリックのコンビ使いバッグ。形違いで3種類展開。記念限定商品は、レディス6種(バッグ・小物)、メンズ4種(シューズ・小物)の全10アイテムを用意。各レディスアイテムには「OSAKA opening 2004」と刻印されたガンチーニ型レザーチャーム付き。メンズはアニマルプリントが施されたヘアカーフ素材のローファー。その他、同素材のベルト、財布、キーリングは梅田品店と銀座本店のみの限定商品。

2004年11月、ジャカード織素材のバッグ、小物の新シリーズ「ガンチョ・ロゴ」を発売。ブランドの象徴でもある「ガンチーニ」を織の模様に使用。リボンとカーフを組み合わせた。

2008年秋冬からはグレアム・ブラックの後任として、レディス・プレタポルテラインのチーフ・デザイナーにCristina Ortizを起用。Cristina Ortizはカナリア諸島生まれ。パリのEcole de la Chambre Syndacale de la Haute Coutureで学び、1994年から1997年までプラダのデザイン・ディレクター、ランバンのチーフ・デザイナーを務め、2005年にはブリオーニでレディス・ラインを開始。現在、結婚してイタリアで暮らしており、2人の子どもがいる。

2009年7月、メンズウェア・デザイナーのMassimiliano Giornettiがレディスも担当すると発表。Cristina Ortizは9月の2010年春夏コレクションが最後となる。

2010年4月22日、レディス・メンズコレクションを取りそろえたショップが六本木ヒルズ・六本木けやき坂通りにオープン。ショップは1階と地下1階の2フロア構成。1階にはレディスとメンズのレザーグッズ(シューズ、バッグ、革小物類)をラインナップ。ラウンジスタイルの地下1階はレディスとメンズのウェア。オープンを記念して「フィオッキ」プリントTシャツと同プリントのトートバッグを先行発売。ストラス付きトートバッグやパテント素材のバレリーナシューズも限定商品として登場。

2012年夏のロンドンオリンピックでサンマリノ共和国の公式ユニフォームをデザイン。青のバイアスカット・リネン・ブレザー、シルク・クレープのドレス、シューズなどをデザイン。バッグはフェラガモのシグネチャーであるSofiaのスモールバージョン。

日本ではアオイ系列のフェラガモ・ジャパンが展開している。

フェラガモ・ジャパン 東京都中央区銀座7-8-2 TEL 0120-202-170

ショップリスト

旗艦店
銀座中央通り店 東京都中央区銀座7-8-2 Tel 03-3572-6600 11:00-20:00
地下1階から地上2階部分の約700平方メートルで、日本で展開する店舗としては最大規模。フェラガモの歴史的作品を展示するギャラリーも開設。創業者サルヴァトーレ・フェラガモが開発した「ウェッジ・ヒール」の靴を、フィレンツェの博物館から出展。限定で、ビロードとラインストーンを飾ったサンダル「マハラニ」も受注生産する。並木通り店はクローズ。

大阪梅田本店 大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザWEST TEL 06-6345-3080

直営店
六本木ヒルズ店、東京都港区六本木6-12-2六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り1F、営業時間11:00-21:00(4月22日のみ-17:00)、無休。
(大阪)
心斎橋店 Tel 06-6252-5550
(神戸)
旧居留地BLOCK32 Tel 078-333-2976

百貨店内レディスブティック
札幌西武1F Tel 011-219-6018
札幌三越5F Tel 011-200-3712
盛岡川徳1F Tel 019-626-9961
そごう大宮 TEL 048-646-2111
日本橋三越本店1F Tel 03-5255-7793
日本橋高島屋 TEL 03-3274-3081
新宿伊勢丹本館3F Tel 03-3556-4508
新宿小田急本店6F Tel 03-3340-5359
新宿高島屋3F Tel 03-5361-1485
西武池袋6F Tel 03-5992-6874
シブヤ西武B館3F Tel 03-3462-3466
渋谷東急本店1F Tel 03-5489-8369
玉川高島屋1F Tel 03-3708-3598
立川伊勢丹2F Tel 042-526-9009
横浜高島屋2F Tel 045-314-4775
横浜そごう2F Tel 045-465-2831
松坂屋静岡店北館1F Tel 054-205-2027
遠鉄百貨店(浜松)1F Tel 053-458-8277
松坂屋名古屋店本館2F Tel 052-264-2018
ジェイアール名古屋タカシマヤ3F Tel 052-566-8177
京都高島屋2F Tel 075-252-7522
ジェイアール京都伊勢丹 Tel 075-342-2182
阪急百貨店うめだ本店4F Tel 06-6361-1773
そごう心斎橋1F Tel 06-6281-3111
大阪高島屋東館2F Tel 06-6644-6834
大丸心斎橋2F Tel 06-6252-9027
そごう神戸店本館1F Tel 078-262-7147
岡山天満屋3F Tel 086-223-0277
廣島そごう新館2F Tel 082-225-1210
いよてつ高島屋2F Tel 089-948-2639
博多大丸西館1F Tel 092-716-8510
岩田屋本店新館 Tel 092-723-0215
井筒屋小倉本店2F Tel 093-522-2109
トキハ大分店1F Tel 096-534-7110
熊本鶴屋(新館)2F Tel 096-327-5056

百貨店内レディス・シューズ・ブティック
渋谷西武A館B1F Tel 03-3462-6280

百貨店内メンズブティック
丸井今井札幌店一条館3F Tel 011-205-1613
日本橋高島屋2F Tel 03-3274-3081
日本橋三越本店2F Tel 03-3231-3231
新宿伊勢丹新館3F Tel 03-5269-0095
新宿高島屋3F Tel 03-5361-1493
西武池袋店5F Tel 03-5992-6858
東武池袋店5F Tel 03-3971-0960
渋谷西武B館5F Tel 03-5489-4141
玉川高島屋4F Tel 03-3707-7481
ランドマークプラザ1F 045-222-5148
横浜高島屋5F Tel 045-322-1626
名古屋松坂屋本館6F Tel 052-264-2332
大丸京都店5F Tel 075-241-7485
うめだ阪急5F Tel 06-6361-1480
そごう心斎橋2F Tel 06-6281-3111
大阪高島屋サロン ルシックサウスタワー Tel 06-6646-5180
小倉井筒屋本館5F 093-522-2509
博多大丸西館5F Tel 092-724-6552

公式サイト
フェラガモ
(英語、イタリア語、日本語から選択)

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