HAN AHN SOON ハンアンスン Korea

歴史・解説

大阪生まれの在日韓国人3世女性デザイナー、Han ahn soon(韓安順・ハンアンスン)は1976年7月12日生まれ。1999年11月に「大阪コレクション 新人ジョイント」に出展。デザイナー活動を開始する。2002年4月に再び「大阪コレクション」に出展。テーマは「人魚」。サイドにラインストーンテープを施した「ラインストーンデニム」を発表した。

その後、9月には大阪・北堀江のコンプレックス「cor(コル)」内に第1号店となるフラッグシップショップをオープン。日韓両国の服飾文化に影響を受けて育まれた独特の色彩感覚と、絶妙なバランスのスタイリングが特長。

2002年10月28日、原宿クエストホールにて「2003春夏東京コレクション」に出展。コレクションテーマは、「昭和」。昭和の歌謡番組の映像にインスパイアされたコレクションは、会場に山口百恵やピンクレディーの映像が映し出され、スパンコールやビーズなど光り物を付けた黒や紫のドレスは、昭和の歌手のステージ衣装を思わせる。また、「科学忍者隊ガッチャマン」のキャラクターや文字が躍る原色のTシャツやニットなど、昭和40年代のキャラクターを取り入れ、話題を呼ぶ。続いて、2003秋冬東京コレクションにも出展。2003秋冬のテーマは「フランス女優」。2004春夏のテーマは「HEART」。2004秋冬のテーマは「BLACK」。2005春夏のテーマは「OHANA」。様々なコサージュをパンツ、サンダル、ベストにあしらい、ヴィヴィッドな色のティアードスカートやワンピースというドラマティックなスタイルを打ち出した。

2006年2月、表参道ヒルズに旗艦店をオープン。

2006年5月、リステアとのハンアンスン事業に関する業務委託契約が終了したことを受け、株式会社HAN AHN SOON(ハンアンスン)との間で新たなデザイン契約を締結。同社のデザイナーとして「ハンアンスン」ブランドを展開することとなった。株式会社HAN AHN SOONの社長はパリのセレクトショップ「レクレルール東京」を経営しているマークスタイラーの社長でもある惠藤憲二。「PASSION ELEGANCE」をキーワードに展開し、新旗艦店は2007春、青山にオープン予定。

やはり、なんだかんだ言っても、彼女がここまで話題になったのは「ガッチャマン」のおかげだと思います。しかし、実際にコレクションを見ると、その色彩感覚、クールなシンプルさに目が奪われ、今後が注目されるデザイナーの一人です。

公式サイト
ハンアンスン

問合せ先

株式会社HAN AHN SOON(ハンアンスン)
東京都港区南青山5-12-3小田急南青山504
TEL 03-6418-7845

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