Kate Spade ケイト・スペード U.S.A.

解説・歴史

ケイト・スペードのデザイナー、ケイト(katherine noel brosnahan)は、アメリカ・カンザス州生まれ。ニューヨーク在住。ニューヨークの小さなスタジオを借りて暮らしながら、マドモアゼル誌のファッション系アシスタントとして働いていたが、学生時代からの恋人(後の夫&ビジネスパートナーとなるAndy spade)に、「君はハンドバッグが大好きだから会社を始めたらどうか」と勧められ、93年ハンドバッグブランドをスタート。会社はケイトの名前と、アンディの名前を組み合わせて生まれた。エディターとしての経験を生かし、使い勝手とおしゃれを両立した大人の女性に愛されるそのバッグは、瞬く間に人気を呼ぶ。

1996年、ニューヨークソーホーに初のショップをオープン。98年にはロスやボストンにもショップを開き、同年ケイトはCFDAのアクセサリーデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞する。そして、レインコート、パジャマ、スカーフ、手袋とラインも拡大し、98年ステーショナリー、99年シューズ、2001年アイウェア、2002年にはエスティ・ローダーとの提携によりコスメにも進出した。

メンズライン、ジャック・スペードは1999年スタート。ケイトの夫であるアンディがデザインしている。ジャックを展開しているのは青山、丸の内、藤井大丸。

2004年4月、青山に旗艦店オープン。

2005年7月ケイトのパーソナルなスタイルが語られたスタイルブック日本語版を発売。それぞれ、「STYLE」、「OCCASIONS」、「MANNERS」をテーマに、ケイトのウィットに富んだ言葉・審美眼、生活の中でのちょっとした楽しみやマナーにまつわるアイデアが随所に見られる。

2006年11月、リズ・クレイボーン社が49億9000万ドルでケイト・スペードを買収。2007年、ケイト・スペードと夫のアンディ・スペードは「2歳になった娘と一緒に旅行するなど、より多くの時間を娘と過ごしたい」として二人で1993年に創設したブランドから去ることを決めた。2007年10月、リズ・クレイボーン社はブランドを若返らせ、アパレルを含む製品カテゴリーの拡大を狙って共同社長兼クリエイティブディレクターとして元バナナリパブリックのデザイン部門担当上級副社長だったDeborah Lloydを起用すると発表。Deborah Lloydは11月1日に就任し、ケイト・スペードとジャック・スペードのプロダクト・デザインを含むマーチャンダイジングや広報活動などすべてを担当する。「チャンスは突然来ました。私は、ケイト・スペードを愛しており、ケイト・スペードは宝石だと信じています。ライフスタイルブランドであるケイト・スペードに携わることができて興奮しています」とLloyd。リズ・クレイボーン社のCEO、William L McCombは「ケイト・スペードは相当な潜在成長力を備えた重要なブランドです。それは開発のユニークなステージにあり、次のレベルに持っていける人を必要としています。Deborah Lloydは産業経験とデザインの才能に加えて、創造力とビジネスを実行する能力をあわせ持っています」とコメント。McCombによれば、ケイト・スペードはそのコアビジネスであるバッグとアクセサリーに注力し続けるが、2009年秋にジュエリーライン、次の春にアパレルを発表する予定。Deborah Lloydは43歳。バナナリパブリックで6年を過ごし、レディス・メンズのアクセサリーとフレグランスを含むすべての製品のデザインを担当。その前にはバーバリーで5年間、ローズマリー・ブラヴォーと働いていた。

2009年10月青山店をリニューアルオープン。入り口をギャラリースペースと位置付け、若手芸術家による作品をディスプレーして、彼らをサポートしていく。店全体を貫くのは、居住空間というコンセプト。「玄関に食堂、ソファエリアに寝室といった、実際のアパートメントそっくりに構成しました」とロイド。店内には、アンティーク風のライティングディスクやワードロープ風の陳列棚などがディスプレーされ、自宅で服を選ぶ時のように落ち着いてショッピングができる。今回コレクションから、バッグなどの小物だけでなく、服もコートからドレスまでフルコレクションで展開。リニューアルオープンを記念し、新作「BIG APPLE TOTE」の青山店限定カラーを発売。

2011年10月、日本初となる「JACK SPADE」の路面店が渋谷神南にオープン。ニューヨークにあるグリーンストリート店を彷彿とさせながらも、そこに新たな要素が加わったオリジナルショップ「JACK SPADE JINNAN」としてオープン。

シンプルなシルエットに、ストローやツイードなど驚きのある素材や発色のいいカラフルな生地を使ったオリジナルのファブリックが人気の秘密。カジュアルなデザインでも、使うシーンを選ばない大人向けのバッグに仕上げている。小物類も充実し、靴は、働く女性にふさわしい上品なデザインと歩きやすさに定評がある。

Kate Spade

旗艦店
青山店 東京都港区南青山5-2-12 R2 A棟、11:00-20:00 Tel 03-5468-8161
JACK SPADE JINNAN、東京都渋谷区神南1-17-9、営業時間11:00‐20:00

直営店
丸の内店 東京都千代田区丸の内2‐5‐1 Tel 03‐5208‐1807
六本木ヒルズ店 東京都港区六本木6-10-2 Tel 03-5771-5200
心斎橋店 大阪府大阪市中央区心斎橋1-4-13 ハートンホテル心斎橋別館1F Tel 06-6251-0185
神戸 兵庫県神戸市中央区京町69 Tel 078‐321‐7725

インショップ
札幌丸井今井札幌本店大通館2F 北海道札幌市中央区南一条西2 Tel 011‐205‐2295
仙台三越定禅寺通り館2F 宮城県仙台市青葉区一番町4-11-1 Tel 022-721-5275
大宮ルミネLUMINE2 2F 埼玉県さいたま市大宮区錦町630 Tel 048-645-8522
柏高島屋ステーションモール S館 専門店4F 千葉県柏市末広町1-1 Tel 04-7148-2045
日本橋三越本店本館1F 東京都中央区日本橋室町1-4-1 Tell 03-3273-4101
銀座松屋2F 東京都中央区銀座3-6-1  Tel 03-3567-0155
新宿伊勢丹1F 東京都新宿区新宿3-14-1  Tel 03-3352-1111(代表)
新宿小田急百貨店店本館3F 東京都新宿区西新宿1-1-3  Tel 03-5323-2030
玉川高島屋S・C南館3F 東京都世田谷区玉川3-17-1 Tel 03-5797-3088
池袋西武本店2F 東京都豊島区南池袋1-28-1 Tel 03-3982-6070
池袋東武2F 東京都豊島区西池袋1-1-25 Tel 03‐5391‐2965
北千住ルミネ3F 東京都足立区千住旭町42-2 Tel 03-3881-2136
吉祥寺東急 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-3-1 Tel 0422‐20‐8168
たまプラーザ東急専門店街1F 神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-7  Tel 045-904-0355
横浜そごうB1F 神奈川県横浜市西区高島2-18 Tel 045‐450‐5325
新潟三越1F 新潟県新潟市中央区西堀通5番町866 Tel 025-226-0061
名古屋三越2F 愛知県名古屋市中区栄3-5-1 Tel 052‐252‐3423
名古屋ミッドランドスクエア店3F 愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1 Tel 052-561-7066
JR名古屋高島屋3F 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 Tel 052-566-3805
四日市近鉄1F 三重県四日市市諏訪栄町7-34 Tel 059-351-9131
京都高島屋1F 京都府京都市下京区4条通り河原町西入間町52 Tel 075‐253‐1868
梅田大丸3F 大阪府大阪市北区梅田3-1-1 Tel 06-6344-0863
うめだ阪急1F 大阪府大阪市北区角田町8-7 Tel 06‐6361‐2432
大阪高島屋2F 大阪府大阪市中央区難波5-1-5 Tel 06‐4396‐5177
そごう広島店1F 広島県広島市中区基町6-27 Tel 082-223-2571
福岡岩田屋本店本館1F 福岡県福岡市中央区天神2-5-35 Tel 092‐721‐4669
福岡天神イムズ1F 福岡県福岡市中央区天神1-7-11 Tel 092-741-0588
小倉井筒屋1F 福岡県北九州市小倉北区船場町1-1 Tel 093‐522‐2276
熊本鶴屋本館2F 熊本県熊本市手取本町6-1 Tel 096‐320‐8725

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