MARNI マルニ Italy

歴史・解説

マルニのデザイナーはコンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)。もとはフェンディの毛皮などを手がける工場の社長夫人。1994年、「自分が本当に着たいものを、自分の手で」というコンセプトで、ブランドをスタート。当初は、毛皮コレクションのみを発表していたが、1996年から織物・ニット・アクセサリーを加えたトータルブランドとしてミラノコレクションに参加。1999年には伊「マルニ」とオンワード樫山の子会社バスストップとの合弁でマルニジャパンを設立。本格的なビジネスがスタートした。2000年秋以降、直営店のオープンがロンドン、ミラノ、パリ、ニューヨークと続き、南青山に、広さ約330平方メートルと、最も大きい旗艦店を開いた。2003年4月新宿高島屋にアクセサリーブティックオープン。

幼さの残るロマンティックな雰囲気、贅沢な素材使い、明るい色が、マルニのイメージ。色遣いと手仕事のぬくもりが残り、トレンドを敏感に反映しながら、優しくかわいい印象をアピールできるブランド。

メンズも展開されているが、これが手に入るのは青山店と渋谷モビィーダのみ。

2008年8月31日バスストップとの提携を解消。バスストップは、マルニ・ホールディング(イタリア・ミラノ)と、双方が50%出資し、マルニジャパンを1999年9月に設立し、日本における「マルニ」ブランドの輸入販売を行ってきたが、合弁契約の解消について両社で合意。今後はマルニ・ホールディングが直接運営する。バスストップが保有するマルニジャパンの全株式はマルニ・ホールディングに譲渡され、マルニジャパンはマルニ・ホールディングの100%子会社として運営される。

2011年7月から初の子供服コレクションを発売。「いくつかのアイテムはアダルトラインからのディティールを参照しますが当然のことながら、子どものことを考えて、子ども用に再加工されており、コレクションは陽気さと自由な運動についてのアイデアに基づきます」とクリエイティブディレクターのConsuelo Castiglioni。2-12歳の少女をターゲットにし、フード付きのパーカー、水玉模様のレインコート、ストライプのジャージTシャツ、ドレスなどを展開。

2012年、エスティ・ローダーとのコラボレートによりフレグランスを発売。ローダーのスポークスウーマン、Veronique Gabai-Pinskyは「マルニを着ることはアートを着るようです。マルニのフレグランスはクラシックな香りになる可能性があります」とコメント。

公式サイト
マルニ

 


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