Fashion Street News Index ファッションニュース(2004年9月)
ショップのオープン情報や最新の流行、ファッションビジネス、ブランド、デザイナーの動向などのファッションニュースを紹介。

2004年9月16日(木)
ジバンシィの新デザイナーにアイザック・ミズラヒが有力か?
ミラノの経済誌MFFが報じたところによると、ジバンシーは2月に去ったジュリアン・マクドナルドの後任として、ローランド・モーレット(Roland Mouret)、ソフィア・ココサラキ(Sophia Kokosalaki)、ザック・ポーゼン(Zac Posen)、アイザック・ミズラヒ(Isaac Mizrahi)をピックアップ。彼らは横一線だが、ミズラヒが一歩リードしているという。
アイザック・ミズラヒは自らのブランドで一世を風靡した後(話題にはなったけど売れなかったらしい)、Targetでいわゆるベターゾーンやクチュールラインをデザイン。テレビの司会などでも話題です。うーん、面白いとは思うけど、個人的には、ソフィアに1票。

ブルガリ、旗艦店「ブルガリ東京紀尾井町本店」をリニューアルオープン
ブルガリ「ティアラ」プロジェクトをスタート。2階をアクセサリーサロンからブライダルサロンに変更、個室も設置した。エンゲージリングを購入した花嫁にティアラをレンタルするサービスも始める予定。シルク製品、バッグなどアクセサリーコーナーも併設した。リニューアルパーティーには、佐藤江梨子が、ヴィンテージダイヤモンドティアラと661万5000円のネックレス、220万5000円の指輪、遠藤波津子のクラシカルなウェディングドレスで登場。
http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/wadai/news/20040916spn00m200003000c.html

2005春夏NYコレクションラルフ・ローレン、カルバン・クライン、ナルシソ・ロドリゲス、マーク・バイ・マーク・ジェイコブス、マイケル・コース、BCBGマックス・アゼリア、ユナイテッド・バンブー
ラルフ・ローレンのテーマは「30年代ハリウッド」。宝石で飾られたサテンドレス。バイアスカットに花弁スリーブ。色は白を中心に、ペールブルー、ピンクシルバー、クリーム。シフォンは波立ち、クリームジャケットはあえて片方の肩を出し、シンプルなVネックスリーブレスドレスは、ウエストに輝く革ベルトが巻かれ、フェミニン。「私が本当にやりたいことはデザイン学校です。デザインとは何かという感覚を教えたい」とラルフ・ローレン。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/ralph_lauren/index.htm

カルバン・クラインのフランチェスコ・コスタはシンプルなジャージードレスに、色もベージュなどシンプル、クラシックでミニマニズム。モデルの髪型は皆、真ん中で分けられ、後ろに束ねられる。後半、オレンジやライラックなど華やかな色も加わり、Aラインのドレス、シースルーなタンクトップなどスポーティなデザインもシンプルなまま。その姿はまさにカルバン・クライン。しかし、一部には「以前に見たカルバン・クラインの服と変わらない」という声も。最前列にはエリザベス・ハーレー、ヒラリー・スワンク、マンディー・ムーア。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/calvin_klein/index.htm

ナルシソ・ロドリゲスはシンプルなワンピースでショーはスタート。清潔感のあるワンピースが続き、黒のジップアップなど白と黒を巧みに使い、そこに赤、青が加わりエレガンスを表現。コルセット型ワンピース、下から持ち上げる半カップのブラ、ピンクのモスリン・ドレス。ドレスのカッティングはモデルの身体にフィットし、女性の身体を素晴らしく際立たせ、モノトーンの水着も上品。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/narciso_rodriguez/index.htm

マーク・バイ・マーク・ジェイコブスは白のフリルワンピースにカラフルジャケットでショーは始まり、デニムに左右の身頃が違う色のシャツ。パッチワーク風プリントのパンツ、パーカーにストライプのラガーシャツ、ホットパンツ。色が何色も重ねられたトレンチ。ヒッピー風ながら、ガーリー。レトロなのに新鮮。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/marc_by_marc/index.htm

マイケル・コースの今回のテーマは「ギリシャ」。帽子をかぶり、パステルなジャケットと白いパンツ、ストローのトートバッグを持った女性と白のスーツを着た男性カップルでショーはスタート。黒のカットソーに白のフリルスカート、アニマルプリントのコートに水着。青や白と黒のボーダー。セクシーな水着。白のレースのワンピース、植物プリントのマーメードドレスもゴージャス。マイケル・コースを着たカップルは2005夏にはエーゲ海に出かけ、昼はチュニックやボーダーのミニで過ごし、夜はシフォンやシルク・ジャージのドレスでパーティに出かける。クロスのアクセサリーも注目。最前列にはジェシカ・シンプソン、Aerin Lauder、マリオ・テスティーノ、アナ・ウィントゥアー。モデルは、Karolina Kurkova、Jacquetta Wheeler、Carmen Kassら。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/michael_kors/index.htm

マックス・アゼリアはエスニックワンピースにニット、刺しゅうを施したロングジャケット。パステルな水着をはさみ、後半のイブニングドレスはシフォンなど透明感のある素材で軽やかに。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/bcbg_maxazria/index.htm

青木美帆とベトナム人のThuy Phamによるユナイテッド・バンブーは白のパンツにサスペンダー、プリントシャツ。白のシャツにデニムのミニパンツ。白を中心にエスニックなワンピースやスカートをはさみ、後半はダークトーンにシンプルながら華麗なカッティングを見せた。
あえて、今回はアジアンテーストを外してきたみたいですね。後半のドレスはちょっと80年代のギャルソンみたいでした。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/ny/united_bamboo/index.htm

レナウン、「アーノルドパーマー」でHome Partyフェア
9月17日から30日まで、秋色の街へ出かけたくなるハッピーアイテムが多数入荷。期間中21,000円以上購入すると、オリジナルプレゼントがもらえる。
http://www.renown.com/ap/news/040915/index.html

レナウン、新ブランド「アーノルドパーマー タイムレス」スタート
団塊ジュニアを対象に、ショッピングセンター・モールやファッションビルなどを主力販路に、2004秋冬は3店舗展開する。

ワールド、「シャンデリエ」の旗艦店レポート
9月11日、代官山にオープン。「アクアガール」から新たに誕生した「シャンデリエ」は、クールできりっとした意思の強さをイメージ。デニムを中心としたパンツ、Tシャツ、プルオーバーをメーンアイテムにオリジナルブランド「オピュール」「ニッティ・グリッティ」で構成。同日、「シャンデリエ」の向かいには「アクアガール」の旗艦店も移転、改装オープンしている。
http://www.world.co.jp/news/something/popup/040916/index.html

サンエー・インターナショナルキャロウェイゴルフアパレルのオフィシャルサイトオープン
サイトでは「COLLECTION LINE」、「SPORT LINE」のウェアを紹介するほか、ブランドフェアやショップオープンなどの情報も掲載していく。
http://www.sanei.net/headline/0915cw_f.html

大丸東京店「開店50周年誕生際」
「インタープラネット」はジャケット&パンツに、大丸限定のチョコレートカラーが登場。2Fのハンドバッグ売場、「レスポートサック」には大丸限定柄。「ヴィセ」からはオリジナルデザインのキャリーカート、「ロンシャン」からも大丸だけでしか手に入らないショルダーバッグ、「キャサリン・ハムネット」からは、一番人気のバッグに大丸限定の白パール加工が登場。
http://girls.www.infoseek.co.jp/beauty/fashion_news/?q=20040916

岡山高島屋、6年ぶりの全館改装
15日、リニューアルオープンした。化粧品や婦人服など新たに約30ブランドを導入。団塊世代とそのジュニアをターゲットに「2世代のファッション百華店」を掲げ、1階は「イヴ・サンローラン」や岡山初登場の「スック」などが入り化粧品を強化。2階は婦人服「エポカ」などを導入した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040916-00000284-mailo-l33

比嘉京子、中国の大手婦人服メーカー漢帛国際グループ有限公司(本社・香港)とデザイン契約
日本人女性では初めて。同社の三大オリジナルブランドの一つで、高級婦人服「HAILVES」(ヘルベス)のチーフデザイナーとして、商品開発を展開する。また、9月末から「KYOKO HIGA」のオリジナルブランドの販売を五店舗で開始する。
中国関連ではさらに、
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200409151300.html#no_8

中国でファッションフェア
日本貿易振興機構(ジェトロ)と日本アパレル産業協会は、11月7日から9日まで上海で「JAPANファッションフェア・イン上海2004」を開催する。出展するのは、レナウンなど35社の婦人、紳士、子供服など57のブランド。ファッションショー開催のほか、中国の業界関係者を招き、販売代理店契約などの商談も進める。
http://www.sankei.co.jp/news/040915/kei041.htm

伊藤忠商事、「RFID検証マスター」10月1日発売
RFIDを使用して、実際の商品データをベースとした商品の「個品管理」の効果を簡単に実証できる。1台のハンディリーダーで、バーコード・RFIDタグ・商品を一つの情報として紐付け、検品・棚卸など実業務の中で、RFIDの長所を体験できる業務ツール。
http://www.itochu.co.jp/main/news/2004/news_040914.html

マーサ・スチュワート服役へ
創業した企業の業績が悪化傾向にあり、消費者の信頼回復や事業への早期復帰を念頭に服役を決断したとみられる。
http://www.sankei.co.jp/edit/bunka/2004/sept/kiji/16martha.html

ライダーズジャケットが人気
山本耀司「ワイズ」の2004-2005年秋冬パリコレクションに登場したのは、イタリアのバイク用品メーカー「ダイネーゼ」と共同製作した革製のライダーズジャケット。神戸発のショップ「ゴールドラッシュマーキュリー」では、革の表面をヤスリで削ったような加工をしたライダーズジャケットを発売。「プランタン銀座モード館」でも、イタリア発のカジュアルブランド「リプレイ」の綿のライダーズジャケットが人気。
まだ、NYだけですが2005春夏コレクションでも結構見かけるんですよね、ライダースジャケット。水着やシースールーのインナーに羽織ったりして。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20040916sw61.htm

大人のディズニーシャツ
アメリカ発のブランド「ディズニー・ヴィンテージ」の商品で、2004秋冬から日本の百貨店やセレクトショップなどで本格的に販売されている。ディズニー社の倉庫に眠る膨大な絵をデザイナーのジャッキー・ブレンダ、アシュレー・オロークがカジュアルな服に仕上げた。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20040916sw62.htm

ランジェリーのチラ見せコーディネート
ランジェリーの老舗ブランドや新進ランジェリーデザイナーたちが手がけるキャミソールに注目。2004秋はジャケットやボレロ、ニットやファーなど、洋服とミックスさせて着こなす新スタイルが新鮮。
http://www.elle.co.jp/home/fashion/news/news.php?news=04_0916

丸井、10月から商品管理システムを刷新
衣料品など250万種に及ぶ商品の在庫を、店頭の販売員が他店の分までリアルタイムで把握できる。首都圏を中心に展開している全29店に、子会社のエムアンドシーシステムが開発したシステムを導入。サーバーや売り場の多機能レジを入れ替えるほか、新たに販売員に携帯情報端末(PDA)を持たせる。多機能レジは約5000台、PDAは1500台以上を計画。顧客が選んだスーツで体に合うサイズが店頭に無かった場合、販売員がレジやPDAにバーコードを読ませて検索。どの店から取り寄せられるか分かる。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040916AT1D1507Y15092004.html

ペリエ売却か?
食品大手ネスレは15日、傘下にあるフランスの発泡性ミネラルウオーターのブランド「ペリエ」部門を売却する計画を労使でつくる企業委員会に提示した。ペリエは1992年にネスレに買収された。
おいしいし、私も大好きなペリエ。でも、あんまり近くのスーパーとかじゃ売ってなかったりするんですよね。手に入らなくなることだけは避けて欲しいな。
http://www.sankei.co.jp/news/040916/kei028.htm

ユニクロ、米国に進出
時期は、2005年度(2005年9月-2006年8月)以降の見通し。今後の成長戦略としては海外市場を重視。
http://www.asahi.com/business/update/0916/066.html

スカーレット・ヨハンソンの過去と現在
http://www.elle.co.jp/home/fashion/celeb/04_0916/

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