Fashion Street News Index ファッションニュース(2004年12月)
ショップのオープン情報や最新の流行、ファッションビジネス、ブランド、デザイナーの動向などのファッションニュースを紹介。

2004年12月31日(金)
ルイ・ヴィトン、「時空を超える意匠の旅」展、東京でも開催
12月25日まで兵庫県立美術館で開かれていた展覧会が、1月21日から3月21日まで、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーでも開催。創業当時のグリ・トリアノン・トランクから小倉久、白州次郎ら歴史的人物のアンティーク・トランク、現代アーティストのコラボレーションまで約60点を展示。モノグラムデザインのルーツに迫る。会場デザインは安藤忠雄。

クリスティー・ターリントンのインスピレーションは娘
彼女のヨガウェアブランド「nuala」で、カラフルなウィークエンドウェアラインを発表。このラインは1歳になる娘のGraceからインスピレーションを得たと明らかにした。「私は、ナチュラルなアースカラーのトーンで服を着る傾向があり、これまでのコレクションはそれを反映していました。でも、今回は娘のためにより明るいものを作りたかったの」とクリスティー・ターリントン。

パリス・ヒルトンの足のサイズは11
彼女の関係者が匿名で明らかにした。
米国サイズで11って、日本だと28なんですよね。それは大きいや。女性用では最大サイズで、英国では10までしかないとか。でも脚自体は美しいそうです。本当かどうか、わからないけど。

百貨店各社の福袋
価格は2円から1億円まで。松屋銀座は「2円福袋」を先着順で40個販売する。初めて福袋を販売した1908年と同じ値段で、中身も当時をまねて帯留めなどの和装小物を入れており1万円相当。日本橋高島屋はスペインの高級宝飾品ブランド「マリエラ」が復刻させた花瓶が目玉。1900個以上のダイヤモンドや7キロの銀などが使われ、世界で1品しかないという花瓶にダイヤやルビーを使ったブローチ5点をつけて1億円で販売する。伊勢丹本店は、プライベートジェットで行くハワイ10日間の旅行が6000万円(4人分)、日本橋三越本店も純金製の将棋駒を1050万円の福袋にした。東急百貨店は購入者の写真を本人の希望に沿ってストーリー仕立てに映像化し、渋谷のスクランブル交差点にある大型ビジョンで放映する権利を1万2000円の福袋に。京王百貨店はシニア世代をターゲットに、日帰りの人間ドックや無農薬野菜を使うレストランのペア食事券、バリ島ペア旅行などをセットにした22万円の福袋を販売。
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20041231k0000m020018000c.html

花王、百貨店ブランド「est」からリキッドタイプのホワイトニングファンデーション発売
2005年3月1日、花王ソフィーナの百貨店ブランド「est」から、すべての光を美白色に変換するリキッドタイプのホワイトニングファンデーション「エスト リキッドメイクアップ プリズミーホワイト」と、すべての光をあやつって、透明感あふれる、白く輝く肌を実現するプレストタイプのおしろい「エスト クリスタルドレスパウダー」を新発売。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=89806&lindID=4

育毛剤に脚光
資生堂は人の体内に存在する「アデノシン」と呼ばれる成分が発毛因子の生成量を高めることを発見。10月に厚生労働省から医薬部外品の有効成分として承認を受けた。2005年3月からこの成分を配合した育毛剤「薬用アデノゲン」をドラッグストアなどを中心に売り出す。花王も新開発の育毛成分を配合した「サクセス薬用フラバサイト」を発売。ライオンは徳島大学との共同研究で新たに発見した発毛メカニズムに基づいた育毛剤「薬用毛髪力イノベート」を発売している。「リアップ」を発売している大正製薬も女性用の育毛剤を厚生労働省に承認申請中。
http://www.sankei.co.jp/edit/bunka/2004/dec/kiji/30hairmedicine.html

産業再生機構、ダイエーの再生計画案
スポンサー候補に示した再生計画が明らかになった。再生機構はスポンサーに対し、出資してから2年後に議決権ベースで50%超の株式を取得する権利を与える。また、店舗同士が離れていて効率の悪い中国、四国、沖縄から撤退、東北地方も2店舗を除き閉鎖することも盛り込み、大都市圏中心に販売活動を展開することを明確にしている。計画案によると、再生機構は、ダイエーに対するスポンサーの出資について、最初に33.4%を出資し、経営再建の道筋がつき、債権売却の見通しが立つと見ている2年後に、17%分の買い取り権を付与する。また、首都圏、近畿圏を中心に5年間で100店規模の食品スーパーを出店する一方、衣料品、スポーツ、子供用品、インテリア関連などの売り場は大幅に縮小し、売り場の効率を最大限に高める方針。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20041230AT2F2901929122004.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20041231k0000m020020000c.html

楽天「ファーいっぱい福袋」
おしゃれ毛皮ファーファーより、毎年恒例の「ファーいっぱい福袋」。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/kegawa/fukubukuro/

Perfect Suit FActory冬の豪華福袋特別販売 icon
1万円と5000円の2種類。1万円ののは既に売り切れしまったようです。
https://www.perfect-s.com/campaign/welcome/index.php

Fashion Street、2004年10大ニュース
1位、グッチ、トム・フォードが辞任、ラストコレクション後継者発表
昨年もこの話題を1位にしたんですよね。後継者や映画製作も含めて、やはり1位はこれにしました。

2位、アルマーニ、オートクチュールに進出
オートクチュールの衰退がいわれている昨今。だからこそ、久々のビッグデザイナーの参入は楽しみです。

3位、ジル・サンダー、再び辞任
トム・フォードに匹敵するほどのショックでした。2度目ですしね。

4位、2004年も旗艦店のオープン相次ぐ
ディオール銀座トッズ表参道ブティックエミリオ・プッチ銀座店シャネル銀座バーバリー表参道店ケイト・スペード青山などがオープン。そのほかにもアスプレイやフセイン・チャラヤン代官山などもありました。やはり銀座と青山に集中していますね。一方で、大阪もハービスやヒルトンなどがリニューアルしています。

5位、カール・ラガーフェルド、H&Mのデザインを手がける
発売時の熱狂やその後の騒動でも話題を振りまきました。

6位、森英恵、7月7日のオートクチュールコレクションで引退
日本人としてやはり残念でした。オートクチュールでは他にもバルマンの倒産や、ウンガロ、ヴェルサーチの中止、ジバンシィのジュリアン・マクドナルドの後継者が見つからないためのコレクションの中止など、オートクチュールの危機がさらに叫ばれた年でもありました。

7位、LVMH、セリーヌの次期アーティスティック・ディレクターにロベルト・メニケッティを発表

8位、マーク・ジェイコブス、LVMHとの契約を10年間延長
こうしてみると、やっぱりLVMHはデザイナービジネスをわかってるというか、さすがですよねえ。メニケッティの復活はうれしいニュースでした。

9位、エスティ・ローダー死去
今年は、彼女以外にもヘルムート・ニュートンリチャード・アベドンが亡くなっています。ご冥福をお祈りします。

10位、Fashion Street、独自ドメインhttp://www.fashion-st.netを取得。
私事ですが。出来れば、お気に入りやリンクはこちらでお願いします。
一応、今年もやってみました。この順位はあくまでも私の独断と偏見です。

今日で2004年も終わりです。皆様のこの1年はどのような1年でしたでしょうか?こんな拙いサイトを読んで頂いてありがとうございました。2005年もよろしくお願い致します。では、よいお年を。皆様の2005年が素晴らしい1年になりますように。

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