Fashion Street News Index ファッションニュース(2007年10月)
ショップのオープン情報や最新の流行、ファッションビジネス、ブランド、デザイナーの動向などのファッションニュースを紹介。

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2007年10月15日(月)
エルメネジルド・ゼニア、ミラノ・メンズ・コレクションに参加
30年以上にわたって、参加していたフィレンツェ、Pitti Immagine Uomoへの出展を中止し、2008年1月13-18日に開かれるミラノ・メンズコレクションに参加。11月にオープンするミラノの新ショールームで2008-2009年秋冬コレクションを披露する。Zゼニアは今後も、ニューヨーク・コレクションに参加する。ゼニアは「Pitti Uomoとの創造的な共同作業は、エルメネジルド・ゼニア・ブランドの国際的な成功に貢献しました。ゼニア・グループはPitti Uomoに感謝し、継続的な成功を祈ります」との声明を発表。
以前から噂は流れていましたが、正式に発表されました。ゼニア一族のPaoloはピッティのプレジデントなんですけどね。例によっていろいろな話が出ていて、ゼニアは生産よりも顧客を重視した、ミラノはプレス、ピッティはバイヤーが集まるとか、ピッティ衰退の象徴とか。まあ、ピッティにとって目玉がなくなったのは事実でしょうが、といって明日無くなってしまうものでもないですし、2つが趣向を凝らして共存していけばいいんですけどね。

PAUL & JOE、フラッグシップショップ表参道店オープン
デザイナー、ソフィー・アルブのこだわりによってセレクトされた装飾品がディスプレイされ、1階とB1階の2フロアーからなり、1階はウィメンズとキッズコレクション、B1階にはメンズコレクション。1階のフロアーコンセプトは「70sゴールドシック」。B1階のメンズフロアーは1階とは対照的に、シンプルで落ち着いたくつろげる空間。ところどころに60sのビンテージレコードジャケットやファクトリーアイテム、エール・フランス機のシルバーモデルの置き物などがディスプレイされている。渋谷区神宮前4-11-11。
http://www.look-inc.jp/brand/paulandjoe/index.html

ラルフ・ローレン、創設40年の軌跡を振り返る本「Ralph Lauren: The Inspiration of Four Decades」発売
ラルフ・ローレンが、デザインに対する理念とその工程、情熱を注ぐ事柄を紹介。16日、世界同時発売。全4章で構成され、750枚に及ぶ写真やイラストを盛り込みながら、自身の幼少期や結婚、家族、ニューヨーク郊外での生活について言及。これまで発表したコレクションの広告などを掲載し、ブランドの軌跡を振り返っている。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/fashion/20071012ok04.htm

バリーの156年の歴史を紹介する本「Bally Since 1851」発売
創業者の生家を改装した「バリー・シュー・ミュージアム」で保管している靴から1939年に作られたひも靴をはじめ、素材や装飾、色、編み方などに特徴のある100足以上の写真、ビンテージポスター、ブランド誕生から発展までの物語などをまとめた。
http://www.asahi.com/fashion/topics/TKY200710090293.html

ブシュロン、リフレ フェア
ウォッチ「リフレ」の限定コレクション発売を記念し、10月15日から31日まで全国の「ブシュロン」ブティックで「リフレ フェア」を開催。期間中ブティックにて「リフレ」を購入すると、定番のストラップコレクションから好みのストラップが2本プレゼントされる。
http://www.elle.co.jp/home/info/#boucheron

アシックス、グンゼと共同で発熱機能素材に動きやすさを加えたアンダーウエアを発売
アシックスは、グンゼと共同で、発熱機能素材に動きやすさを加えた「HOT-X(ホットクロス)アンダーウエア」を開発し10月10日から発売。吸湿発熱素材に天然繊維のウールを加えた「ホットクロス・ウール」を採用。体から放出される湿気(水蒸気)の気化熱を利用して素早く発熱するだけでなく、熱伝導率が低く外気の影響を受けにくいウールと、熱をため込み保温効果のあるマイクロアクリルを混紡させているため温かさが持続し、不快な湿気を拡散するためムレにくくなっている。

ミズノ、野球日本代表グラウンドコートなどアウターのデザインを一新
野球日本代表が、練習時や移動時に着用するグラウンドコートなどアウターのデザインを一新。野球日本代表の象徴であるツインピンストライプを、グラウンドコートでも初めて採用。ユニフォームとの調和を考慮し、本体と同色の光沢糸を使用してツインピンストライプを表現した。さらに、金メダルを獲得するという強い意志を表す金のラインと、日本代表の伝統カラーである勝ち色の藍を切り替え部に入れるなど、新生日本代表チームにふさわしいデザインとなっている。ミズノは、選手着用のものと同じデザイン・素材を使用したオーセンティックモデルとレプリカモデルを11月10日から発売。代表選手名・背番号の入ったレプリカユニフォームも11月20日より発売する。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=172534&lindID=4

SRIスポーツ、寒い時期のゴルフや日常向けに「防寒グッズ」を発売
ダンロップのSRIスポーツは、ゼクシオブランドやスリクソンブランドから、新提案のイヤーウォーマー付のハンチングキャップやリバーシブルで色合わせが楽しめる暖かいリバーシブルネックウォーマーなど、寒い時期のゴルフや日常にも重宝する「防寒グッズ」を10月中旬から発売する。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=172422&lindID=4

「セーラー服」の元祖は京都・平安女学院
制服メーカー「トンボ」(岡山市)は、セーラー襟の洋装制服を日本で最初に導入したのが1920年の平安女学院(京都市上京区)であることを突き止めた。通説は福岡女学院だったが、トンボの「ユニフォーム研究室」が大正時代に洋装制服を導入した十数校を調査。記念誌などから平安女学院が、従来の着物・はかまからセーラー襟に紺のワンピースに変えていたことを確認した。ただし、約1年後に福岡女学院が独自に導入した濃紺の上着とスカートの組み合わせは、より現在のセーラー服に近い。佐野勝彦研究室長は「何をセーラー服と考えるかによるが、現代につながるスタイルでは福岡女学院が元祖ではないか」との配慮も示している。
http://www.sankei.co.jp/enak/2007/oct/kiji/15life_sailor.html

ポーラ、「cofuクリスマスコフレ2007」を限定で発売
目もとを彩るブリリアントなコフレと、フェイシャルエステを中心としたラグジュアリーなコフレを限定発売。
クリスマスコフレのシーズンですね。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=172457&lindID=4


2007年10月14日(日)
モスキーノ、Cheap & Chicの時計とジュエリーを開始
モスキーノはイタリアのGruppo Binda社と時計とジュエリーを含む新アクセサリーラインを開発するための5年間のライセンス契約を結んだ。モスキーノにとって、Cheap & Chic初のライセンスで、Gruppo Bindaによるジュエリーラインは2008年のバーゼル・ワールドにて発表される予定。モスキーノのクリエイティブディレクター、Rosella Jardiniは「私はジュエリー・コレクションを望んでいました」とコメント。Gruppa BindaはBreilブランドを所有し、ドルチェ&ガッバーナ、D&Gのアクセサリーも展開している。

ジェリー・ホール、自伝を執筆
ホールは、出版社HarperCollinsと50万ポンドで自叙伝を書く契約にサイン。ミック・ジャガーとの9年にわたる結婚生活についても記述される模様。「彼女の人生は興味深く、私は、それを公表できることを大いに喜びます」とHarperCollins UKの最高経営責任者、Victoria Barnsley。自伝がいつ発行されるかは明らかにされていないが、HarperCollinsは英国、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、インドで出版されるとしている。

ワールド、「クール ストラティン」ファーストオーダーフェア開催
「クール ストラティン」青山店で、11月4日までファーストオーダーフェアを実施。期間中、クール ストラティンで初めてスーツのパターンオーダーを成約すると、通常価格から15%OFF。また、パターンオーダースーツと合わせてシャツを購入すると、既製シャツ、パターンオーダーシャツ共に、通常価格から10%OFF。クール ストラティン青山店、東京都港区南青山6-8-17。
http://www.world.co.jp/news/hotnews/2007/1011.html

サンエー・インターナショナル、「Baby Jane Cacharel」のニューショップが有楽町マルイ5Fにオープン
オープンを記念し、馬車モチーフをのせたギンガムチェックに、メタリックパイピングの限定トートバッグが登場。
http://www.sanei.net/news/bjc/1011.php

資生堂、「マキアージュ」からクリアな光沢と輝きの冬新製品5品目を発売
トータルメーキャップブランド「マキアージュ」で、クリスマス、年末・年始など、ファッションの演出意識が高まる華やかなシーズンに合わせて、メーキャップにも「クリアな光沢と輝き」をプラスする、冬の新製品を11月21日から発売する。冬の新製品は、秋から提案しているメーキャップテーマ「ハンサムビューティー」のイメージを継続しながら、透明度が高く、光が多面に反射して強い輝きを放つ「クリアな光沢と輝き」をプラス。中心となるのは、唇の「色補正効果」「凹凸補正効果」「トリートメント効果」をもつリップメーキャップベースと、ルージュカラー、リップグロス2種がセットされた新リップコンパクト「クリスタライジングリップコンパクト」。さらに、「クリスタライジングパレット」を数量限定で発売。プロモーションモデルには、杏、伊東美咲、蛯原友里、栗山千明を起用。「ドレスコードは、唇。」をキャッチコピーに、中心商品「クリスタライジングリップコンパクト」のTVCMと雑誌広告を11月下旬よりスタートする。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=172362&lindID=4

2008年春夏パリ・コレクションの花柄
パリコレクションでは、デザイナーは示し合わせたかのように、花柄の服を提案した。ステラ・マッカートニーの花柄のドレスは、イギリスの庭園を思わせ、ドリス・ヴァン・ノッテンは、色や種類の違う草花がパッチワークに見えるプリントを使い、ジュンヤ・ワタナベは、小花柄を上着やドレスに仕立てた。ルイ・ヴィトンのスカートは水彩画のよう。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/collection/20071013ok01.htm

ベネトンジャパン、地球に優しいエコハシ「ベネトン MY HASHI」を発売
ベネトンジャパンは、ベネトンエコバックに引き続き、レアック・ジャパンとあらたに「MY HASHI」を10月中旬から販売する。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=172495&lindID=4

東武百貨店船橋店で頑張れ千葉ロッテマリーンズ・セール
クライマックスシリーズの終了後、4日間にわたってセールを企画。婦人服を詰めたお楽しみ袋を限定50袋用意、各1万500円で販売するほか、スーツを30点限定で1万4700円で販売する。同店では勝敗の行方に応じ「日本シリーズ応援セール」と「応援ありがとうセール」の2種類を用意。日本シリーズに出場した場合は、終了後にさらに特売を行う。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20071012c3b1204q12.html

米国で仕事の際にネクタイを着用するのは1割
ギャラップ社が発表した世論調査で、米国のビジネスマンの服装が急速にカジュアル化していることが改めて確認された。仕事で着る服の質問に対して、男性ではスラックスとシャツ、女性ではスカートとブラウスという「カジュアル・ビジネス」が全体の43%を占めた。次いでジーパンなどの「カジュアル・ストリート」が28%、制服が19%、スーツなどの「フォーマル」は9%にとどまった。2002年の調査では、カジュアル・ビジネスは32%、フォーマルは12%だった。男性のネクタイ着用については、仕事の時に常に着用する人は9%で、仕事時間の約半分が4%、時々が20%だった。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200710140003a.nwc


2007年10月13日(土)
ファッション・ロックのラインアップ発表
ファッションショーとロックコンサートを組み合わせたチャリティイベント、ファッション・ロックのブランドとアーティストの組み合わせが発表された。イベントはスワロフスキーがスポンサーとなり司会はユマ・サーマンとサミュエル・L・ジャクソンで10月18日、ロイヤル・アルバート・ホールで開催される。組み合わせはアルマーニとアリシア・キース、バーバリーとRazorlight、カルバン・クラインとJoss Stone、シャネルとリリー・アレン、クリストファー・ケーンとThe Gossip、ステラ・マッカートニーとShy Child、ドルチェ&ガッバーナとTimbaland、グッチとRoisin Murphy。Marchesaとシャーリー・バッシー、ヴァレンティノとNicole Scherzinger、ヴェルサーチとイギー・ポップ、イヴ・サンローランとMarc Almond。

原産国は縫製国
イタリアの会社がルーマニアで縫製したズボンを「イタリア製」として販売したビームスが、「原産国はルーマニアであり不当な表示だ」とした公正取引委員会を相手に起こした訴訟で、東京高裁は、ビームス側の請求を棄却する判決を言い渡した。景品表示法違反(原産国の不当表示)で同社に対して排除命令を出した公取委の審決を正当と判断した。裁判で、ビームス側は「商品のデザインなどを行ったブランドがある国こそが原産国として評価されるべきだ」「一般消費者はどこで縫製されたかに関心はない」として表示の正当性を主張。一方、公取委は同法に基づいて、「原産国」は「商品に実質的な変更をもたらす行為を行った国」で、ズボンの場合は縫製が「実質的な変更」に当たると説明した。裁判長は「消費者は、ブランド品であれば厳選された縫製地で縫製され、ブランド価値に見合う品質があると信頼して購入している」と述べ、消費者は縫製地にも関心があると判断。そのうえで、縫製地を原産国とする公取委の判断を支持した。
http://www.asahi.com/fashion/article/TKY200710120350.html

ユナイテッドアローズ、カシミアのストールで家庭用品品質表示法に違反
経済産業省関東経済産業局は、ユナイテッドアローズが「カシミヤ70%」などの表示で販売した女性用ストール約1000枚に実際は全くカシミヤが使用されておらず、羊毛などが使われていたとして、同社が自主回収を始めたと発表した。同産業局は家庭用品品質表示法に違反するとして「今後、必要な指導をする」としている。回収対象は2006年6月から2007年9月にかけ、東京都や福岡市中央区の計3店舗とインターネットで通信販売したネパール産のストール6品目。社内調査で判明した。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_10/t2007101122.html

ワールド、シューズブランド「FLAVOR MIEUX(フレイバーミュー)」を展開
ワールドと、婦人靴卸大手のシンエイの合弁会社であるサンピエは、2008年春から20-30代のキャリア女性に向けたシューズブランド「FLAVOR MIEUX(フレイバーミュー)」を駅ビルやファッションビルを主要チャネルとして展開。「フレイバーミュー」は20-30代のキャリア女性にターゲットを絞り、店頭を起点にマーケットニーズを素早くキャッチして提案するシューズブランド。アパレルとの買い回りを想定し、ワールドの強みを背景に、色や素材、デザインなどシーズン毎のファッショントレンドを素早く反映。シンエイの強みを背景に、国内を中心とした生産ネットワークを活かし、上質感があり、仕事で1日履いても疲れない快適さを備えた婦人靴を提案する。
http://www.world.co.jp/news/brand/2007/1003.html

サンエー・インターナショナル、NOVESPAZIOで「COAT FAIR」
10月21日まで開催。ウールやロングダウンの新型のほか、光沢感素材を使用したパテッドタイプ(ライナー付)などもラインナップ。 フェア期間中、10万円以上の購入でオリジナル「バングル」をプレゼント。
http://www.sanei.net/news/ns/1012.php

新感覚のセレクトショップヒーズン バイ ミッドウエストのレポート
渋谷区神南の「ミッドウエスト」の隣に移転リニューアル。ショップは、ヒーズン バイ ミッドウエストのバイヤー兼ディレクターを勤めている大澤出が、独自の視点でセレクトしたものを展開。大澤がプライベートで訪れていて気に入ったという、オーストラリア発のブランドがセレクトの大半を占める。ヒーズン バイ ミッドウエスト、東京都渋谷区神南1-6-14、営業時間12:00-20:00(年中無休)。
http://happy.woman.rakuten.co.jp/fashion/fashion_news/?q=20071011

J・フロントリテイリング、お歳暮を相互乗り入れ
大丸と松坂屋は、11月1日から販売を始めるお歳暮ギフトの概要を発表。両百貨店の人気商品を相互に乗り入れ、品ぞろえの強化を図る。目玉は、どちらかの店舗がある全国13都道府県の名産品をそろえた「街自慢十三都」。松坂屋から名古屋の「みそ煮込みうどん」などを、大丸からは京都の一流料亭の「タイ茶漬けセット」などをそれぞれ用意、共通商品として取り扱う。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071012/biz0710122119010-n1.htm

ダイエー、独自ブランド(PB)商品「セービング」をイオンのPB商品に切り替え
セービングは2008年度中に終了する。新たにイオンと共同開発した商品を展開することでコストを減らし、価格競争力の強化を目指す。セービングは順次イオンの「トップバリュ」に切り替え、2008年度中に共同開発した食品や衣料品など約980品を展開。既存のトップバリュ商品も販売し、第1弾として11月からランドセルと学習机を販売する。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071012/biz0710122117009-n1.htm

ドン・キホーテ、長崎屋を買収
ディスカウントストア最大手のドン・キホーテは、中堅スーパー長崎屋の発行済み株式の86%を取得し、今月中に連結子会社化すると発表した。長崎屋の筆頭株主であるキョウデングループや同社経営陣から発行株式を取得。取得価格は140億円程度になる見通し。ドン・キホーテは、総合衣料品を中心に生活関連品や食料品などを扱う長崎屋を加えることで業態のバリエーションの拡大と、共同仕入れによる調達コスト削減などの相乗効果を狙う。ドンキは長崎屋に副社長を送り、店舗の改善などを進めていく。一部の長崎屋店舗でディスカウントストアへの転換を検討するほか、長崎屋が持つ生鮮食料の販売ノウハウをドンキ店に生かす構想もあるという。ドンキは2007年1月にホームセンターの「ドイト」を連結子会社化。今回の買収で幅広い小売業態を抱える総合小売りグループとなる。
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1D1204I%2012102007&g=S1&d=20071012
http://www.asahi.com/business/update/1012/TKY200710120286.html
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_10/t2007101235.html

ファーストリテイリング、2年ぶりの減益
ユニクロを展開するファーストリテイリングの2007年8月期連結決算は、売上高は前期比17%増の5252億円で過去最高を更新したが、経常利益は同11.7%減の646億円と2年ぶりの減益だった。天候不順の影響などで、主力のユニクロ事業が低迷した。
http://mainichi.jp/select/biz/archive/news/2007/10/12/20071012ddm008020168000c.html

50代を対象とした女性誌の創刊ラッシュ
一昔前のオバサンイメージとはうって変わって、元気で若々しく、自分への投資を惜しまないのがいまどきの中高年女性。子育てを終え、人生のセカンドデビューを迎える彼女たちに出版社が熱い視線を送っている。マガジンハウスは20日、50代向けを堂々と宣言した女性誌「クロワッサンPremium」を創刊。キーワードは「上品元気」。ともに50代後半の木原光知子と前田美波里が表紙を飾った創刊準備号(3月発行)は、増刷分を含め8万5000部が完売。集英社が先月創刊した「エクラ」の創刊号は黒木瞳を起用したパリ特集や通販特集が好評で、8万3000部がほぼ完売した。さらに2008年3月には、30代向けの「VERY」や40代向け「STORY」のラインナップをそろえる光文社が、新たに「HERS」を創刊する。対象とするのは40代後半から50代。
http://www.sankei.co.jp/enak/2007/oct/kiji/10life_magagine.html

ニッセン


2007年10月12日(金)
ケイト・スペード、新クリエイティブ・ディレクターにDeborah Lloydを起用
ケイト・スペードの親会社リズ・クレイボーン社はブランドを若返らせ、アパレルを含む製品カテゴリーの拡大を狙って共同社長兼クリエイティブディレクターとして元バナナリパブリックのデザイン部門担当上級副社長だったDeborah Lloydを起用する。Deborah Lloydは11月1日に就任し、ケイト・スペードとジャック・スペードのプロダクト・デザインを含むマーチャンダイジングや広報活動などすべてを担当する。ケイト・スペードと夫のアンディーは7月にデザイナーと最高経営責任者の職を辞任すると発表していた。「チャンスは突然来ました。私は、ケイト・スペードを愛しており、ケイト・スペードは宝石だと信じています。ライフスタイルブランドであるケイト・スペードに携わることができて興奮しています」とLloyd。リズ・クレイボーン社のCEO、William L McCombは「ケイト・スペードは相当な潜在成長力を備えた重要なブランドです。それは開発のユニークなステージにあり、次のレベルに持っていける人を必要としています。Deborah Lloydは産業経験とデザインの才能に加えて、創造力とビジネスを実行する能力をあわせ持っています」とコメント。McCombによれば、ケイト・スペードはそのコアビジネスであるバッグとアクセサリーに注力し続けるが、2009年秋にジュエリーライン、次の春にアパレルを発表する予定。Deborah Lloydは43歳。バナナリパブリックで6年を過ごし、レディス・メンズのアクセサリーとフレグランスを含むすべての製品のデザインを担当。その前にはバーバリーで5年間、ローズマリー・ブラヴォーと働いていた。

イヴ・サン ローランに再び健康問題
盟友であるピエール・ベルジュ財団のエキシビションに車椅子で登場。参加者によると「顔は青白くはれていて、健康な人には見えなかった」という。
まあ、サンローランは近頃、何度も怪我した、入院した、でも大丈夫というのを繰り返しているのですが、公の場に姿を見せている以上、問題はないと思うんですけど。

三越2007年8月中間期連結決算、減収減益
経常利益が54億円と前年同期比29%減。競争激化を背景に夏物衣料や食品などの販売が大きく落ち込んだほか、前期の店舗閉鎖や事業売却などリストラによる収入減も響いた。販管費などのコスト削減は進んだものの、補えなかった。売上高は3%減の3787億円。
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1D1106N%2011102007&g=S1&d=20071011

インターワイヤード、「スーツ」に関するアンケート調査の結果を発表
インターワイヤードは、8月22-31日にかけて「スーツ」に関するアンケートを行い、スーツの購入場所やスーツ選びのポイントなどについてまとめた。「スーツの購入場所」では、「スーツ量販店」が最も多く29.7%。次いで「百貨店のスーツ売り場」20.8%、「大型スーパー」が20.6%。また、66.4%が、スーツの購入価格は「3万円以下」だった。さらに、「スーツが似合うと思う有名人」では男性有名人の1位が「渡哲也」、2位は「舘ひろし」と「木村拓哉」が同数。女性有名人の1位は「黒木瞳」で2位が「篠原涼子」、3位「江角マキコ」。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=172279&lindID=4

ミズノ、吸湿発熱素材「ブレスサーモ」使用で肌触りの優しいアンダーウエアを発売
肌触りの優しい「ブレスサーモマイルド」採用・女性用アンダーウエアを10月15日から発売。従来の吸湿発熱機能に加えて、綿とレーヨン素材を採用することで肌触りの優しい薄い生地を実現した。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=172243&lindID=4

京セラなど、「再結晶宝石」使用のオリジナルジュエリーフレームのメガネを発売
福井めがね工業は、京セラの「再結晶宝石」を使用したオリジナルジュエリーフレームのメガネを製造し、華道家の池坊美佳プロデュースによる新メガネブランド「池坊美佳」として、12月から販売する。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=172276&lindID=4

ゴールドウイン、50人の希望退職者を募集
同社グループに所属する45-59歳で勤続10年以上の社員を対象に、22日から受け付ける。退社は12月20日。スキーウエアなどの不調による業績悪化が続いており、2009年3月期以降は年間約4億円の人件費削減効果を見込む。
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1D0908U%2009102007&g=S1&d=20071009

キルティングジャケット人気
今シーズンは、薄くて保温性の高い新素材も登場し、細身ですっきりとしたデザインが主流に。キルティング素材は、2枚の生地の間に綿などを入れ、縫い目で留めたもので、温かみがあり、手触りも優しい。1969年創業の英国ブランド「ラベンハム」では、もともと乗馬用のジャケットとして作られていたため、ゆったりと動きやすいデザインが中心だった。しかし、2年ほど前から、胴回りや袖を細めに作った商品も手がけるようになった。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/fashion/20071011ok01.htm

資生堂、男性のスキンケア講座
男性に化粧水や美容液などの使い方を教えるスキンケア講座を、名古屋市内のホテルで開いた。同社によると、東海地方に住む女性1人当たりのスキンケア商品の支出額は、月平均4208円。全国平均よりも560円高く、地域別でトップという。男性に関する統計はないが、「美への関心が高い名古屋嬢に囲まれている男性陣には、化粧品の潜在需要も多いはず」と講座を開いた。
http://www.asahi.com/business/update/1011/NGY200710110002.html

2008年春夏ミラノ・コレクション総括、朝日版
黒に代わって、さまざまな色柄が復活。一方で、モダンアートの要素を取り込んだスタイルも登場した。ジョルジオ・アルマーニは「南」をテーマに、リラックス感のある上質なエスニックスタイルを見せた。ドルチェ&ガッバーナは「若手の現代アーティスト」がテーマ。本物のカンバスのように断ち切ったドレスに花やしぶきをハンドペイントした。バーバリー・プローサムは、トレンチコートを透けるオーガンディで覆い、さざなみのようなフリルをよせて、繊細なドレスに変えた。
http://www.asahi.com/fashion/beauty/TKY200710080096.html


2007年10月11日(木)
英国ファッション・アワード2007のノミネート発表
英国ファッション協会(British Fashion Council)は2007年英国ファッション・アワードのノミネート者を発表。大賞ともいうべき、デザイナー・オブ・ザ・イアーにはアニヤ・ハインドマーチ、ルエラ・バートリー、ステラ・マッカートニーが候補として挙げられた。新人賞はクリストファー・ケーン、Gareth Pugh、Marios Schwab。メンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イアーにはバーバリーのクリストファー・ベイリー、アレキサンダー・マックイーン、Cassette Playa。アクセサリー部門ではアニヤ・ハインドマーチ、Rupert Sanderson、Tom Binns。ベスト・モデルにはリリー・コール、Agyness Deyn、Irina。ベスト・レッドカーペット・デザイナーにGiles Deacon、Marchesa、ステラ・マッカートニー。小売り部門がThe Shop At Bluebird、Dover Street Market、マーク・ジェイコブス。ファッション・クリエイター・オブ・ザ・イアーは今年、亡くなったIsabella Blowへの敬意を表して、Isabella Blowアワードに改名され、Mert & Marcus、Michael Howells、Terry Jonesがノミネートされた。各部門の最優秀賞は11月27日、ウェストミンスターのローレンス・ホールで発表される。

カルティエ、ミャンマー産宝石の不買運動
軍事政権下のミャンマーで産出されたルビーやサファイアなどの原石の購入を止めたほか、供給業者にもミャンマー産の石でないことを確認するよう要請したという。また、米国内約1万1000の宝石商が加盟する業界団体ジュエラーズ・オブ・アメリカも、当面は原石業者がミャンマー産原石であることを知りながら供給することがないよう、加盟者に確認を呼び掛けている。
http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200710110070.html
http://mainichi.jp/select/biz/archive/news/2007/10/11/20071011dde007030029000c.html

ワコール、トレフル発売30周年記念限定ドレス発売
上品で艶やかな美しさを表現する最高級ブランド「Trefle(トレフル)」の発売30周年を記念して、繊細でクラシックなレースをふんだんに使用し、胸もとにはスワロフスキー社のクリスタルをちりばめ、パーティシーンにもドレスとして着用できるナイトドレスを制作。200枚限定で2007年11月から百貨店下着売場約10店舗で発売する。
http://www.wacoalholdings.jp/news/27900.html

トリンプ、新発想のショーツ「HIP TOP UP(ヒップ トップ アップ)」発売
トリンプは、パッドでヒップのトップを上げてきれいなラインを作る新しい発想のショーツ「HIP TOP UP(ヒップ トップ アップ)」を10月18日から全国のトリンプ取扱い店舗で発売する。「ヒップの位置を高くしたい」という女性たちの意見をもとに開発した、ヒップを高く上げて美尻・美脚ラインをつくるショーツで、ショーツと肌の間にパッドがあるので、外からは気づかれずに自然にヒップが高くなり、美尻だけでなく、足が長く見える美脚効果も実現した。
http://www.triumphjapan.com/release/product/20071010_01.html

アマゾンジャパン、「アパレル&シューズ」ストアを開設
アパレル&シューズストアは米国で2002年にサービスを開始。アパレルも扱うストアは日本が世界で2番目。

中高年向けカジュアル運動着
スポーツ用品メーカーが、中高年の軽い運動用の新作ウエアに力を入れている。ウオーキングなどでの使用を想定し、殊素材による冷え対策などの高機能を施しながら、カジュアルな着こなしでちょっとした外出にも使えるデザインが特徴。ミズノは、汗などの吸湿で衣服内温度を約2度高め、湿度も約2割抑える特殊素材「ブレスサーモ」採用の商品アイテムを拡大。薄手軽量のダウンジャケットや、おなか周りが気になる中高年の着心地に対応した薄手長袖シャツなどもそろえた。デサントは、薄手ベストとジャケットを組み合わせた「コズミックリップ 2in1ジャケット」を発表、気温に合わせたコーディネートを中高年のウオーキング初心者などへ提案。アシックスも、姿勢矯正機能がついたトレーニング用アンダーウエア「レディース ロングスリーブシャツ」などを投入し、中高年顧客取り込みを加速させる。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071011/biz0710111911017-n1.htm

有楽町マルイ、オープン
新店舗は千代田区のJR有楽町駅前再開発事業でできた大型商業施設の核テナントとして入店。東京都内で10店舗目となる。主要ターゲットを、従来、丸井が得意にしてきた若年層から、35歳前後の社会人までにシフト。衣料ブランド・雑貨を幅広く取り扱うとともに、各階ともウインドウショッピングをして周遊することを考慮して通路を広くして、緑を多く配置した。1階は空間を広くとり、新店舗の特徴でもある、靴、バック、化粧品など衣類以外の雑貨類を中心に展開。5階は「男子禁制のフロアが欲しい」との若い女性顧客の声を反映させ、パーティードレス、下着、化粧品、ビューティーサロンといった商品、サービスを並べ、あえて男性が入りづらい雰囲気を作ったという。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071011/biz0710110935009-n1.htm

第20回日本メガネベストドレッサー賞
眼鏡が似合う著名人に贈られる「第20回日本メガネベストドレッサー賞」の表彰式が行われ、宮崎県の東国原英夫知事、眞鍋かをり、竹中直人、東大名誉教授の養老孟司、F1スーパーアグリ・ホンダの鈴木亜久里、インターネット広告代理業「サイバーエージェント」の藤田晋社長、モデルの森泉が選ばれた。
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_10/g2007101106_all.html


2007年10月10日(水)
ロンシャン、Michel Gaubertとコラボ
ロンシャンは音楽家、Michel Gaubertがデザインした限定バッグを2008年春に発売。カセットやヘッドホンなどの音楽に関連したアイコンを特色とする6つのコレクションがパリのHotel Bristolでコレクション期間中に発表された。iPodケースが90ドル、LPレコードを収納できるケースが1580ドル。関連したトラベルブックも3月に販売される予定。ロンシャンは11月8日に開始パーティを開く。
Michel Gaubertはカール・ラガーフェルドの音楽面のブレーンとして、シャネルやイヴ・サンローラ、バレンシアガなどのショー音楽を担当しています。

オンワード樫山ポール・スミス2008年のブランド戦略を発表
ポール・スミスの婦人服のレーベル構成を刷新して、2008年春夏からメインラインの「Paul Smith(ポール・スミス)」、ワーキングワードローブの「Paul Smith BLACK(ポール・スミス ブラック)」、ウィークエンドワードローブの「Paul by Paul Smith(ポール バイ ポール・スミス)」の3つのレーベルで新たなブランド展開を開始。各レーベルの位置付けをより明確にし、さらなるブランドエクイティの向上を図るために、ロンドンコレクションで発表している「ポール・スミス ブルー」をメンズのメインラインと同様に「ポール・スミス」と改称。また、ジーニング中心のカジュアルライン「ポール・スミス ピンク」は、モダンな大人のカジュアルを提案する新ライン「ポール バイ ポール・スミス」として新たにデビューさせる。2007年秋冬の展開店舗状況は、ポール・スミスジャパンが運営するメンズ、ウィメンズ、アクセサリーのフルコレクションを扱うフラッグシップショップ「ポール・スミス スペース(東京・神宮前)」が1店舗、オンワードが運営するブルー、ブラック、ピンクの3ラインを扱う「スーパーセカンドショップ」が11店舗、ブラックとピンクの2ラインを扱う「セカンドショップ」が53店舗。ピンクを中心に展開している「ポール・スミス ピンク プラス(東京・代官山)」が1店舗。「ポール・スミス ピンク プラス」は2008年1月中旬に新ショップ「ポール(仮称)」としてオープン予定。
http://www.onward-hd.co.jp/release/2007/1009.html

ヴェルサーチ、インドのリゾート計画を否定
ヴェルサーチは、インドにリゾートを設立するという報道を否定。「ヴェルサーチ・グループは2008年末から2009年初頭に開く予定であるPalazzo Versace Dubaiリゾートに集中しています」と発表。

Roger Vivier、ミラノに旗艦店オープン
ミラノのVia Sant'Andreaに1月にオープンしたパリ旗艦店のデザインに基づいたショップをオープンする。Roger Vivierは現在、トッズ・ホーガン・フェイの創立者でもあるDiego Della Valleが所有し、Bruno Frisoniがデザインしている。

投資ファンドの3i、Agent Provocateurを買収か?
Agent Provocateurを買収するために交渉中と噂されている。「何も決定していません。取締役会は様々な手段を考慮しています」とAgent Provocateurのスポークスパーソン。

ミズノ、吸湿発熱素材採用のアンダーウエア「WM UNDERWEAR」ソックスを発売
ミズノとユナイテッドアローズは、2006年秋冬の吸湿発熱素材「ブレスサーモ」、2007年春夏の涼感素材「アイスタッチ」に引き続き、両社共同によるアンダーウエアブランドWM UNDERWEARの第三弾商品として新たに「ブレスサーモ」採用のソックスを企画。ユナイテッドアローズ、ダージリン・デイズ全店舗で販売する。また、昨年好評だったアンダーウエアも11月から販売。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=171942&lindID=4

高島屋2007年8月中間連結決算、経常利益が197億円前年同期比13%増
主力の衣料品販売は苦戦したが、人件費や家賃などのコスト削減で増益を確保した。商品券の引き当て強化や早期退職割増金など特別損失を合計92億円計上し、純利益は30%減の68億円。売上高にあたる営業収益は5046億円と1%減少。地方の百貨店子会社を含む百貨店の売上高は0.5%減。食品が好調だった半面、夏物衣料などが振るわず衣料品が3%減ったほか、雑貨も前年実績を下回った。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20071009AT2D0900Q09102007.html

銀座マロニエゲートに注目
マロニエゲートのファッションブランド19店舗中10店舗がメンズとレディスの商品を一緒に扱っており、ファッション&雑貨のフロア5つも、全てのフロアで男女が楽しめるように構成されている。
以前の渋谷西武もメンズとレディスの融合フロアが多かったのですが、いつの間にか分かれてしまったんですよね。マロニエゲートの試みがどうなるのか、注目です。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/life/antenna/20071009ok04.htm


2007年10月9日(火)
アズディン・アライア、リシュモンと提携
Azzedine Alaiaは、カルティエ・クロエ・ダンヒル・ピアジュ・ヴァンクリーフ&アーペルなどを所有するCompanie Financiere RichemontのJohann Rupert会長と提携したことを明らかにした。アライアは7月にプラダから自分の会社を買い戻している。ただし、リシュモンがアライアの何パーセントを所有したのかや、その取引金額などの詳細は発表されていない。「それはパートナーシップです。それは買収ではありません。これは投資です」とアライア。リシュモンのスポークスパーソンはこれを「小さな投資」と呼んで、取引を認めた。アライアは今後も、彼自身のコレクションを作成し続ける。また、アライアの靴とバッグはプラダが製造する。

ランコム、ゴヤールとコラボ
ゴヤールはランコムのインターナショナル・アーティスティック・ディレクターのGucci Westmanと共同で、限定のメイクアップケースを作製。18000ドルで11月1日からパリ、香港、ドゥバイ、モスクワ、ニューヨークのBergdorf Goodmanのみで発売される。

2008年春夏パリ・コレクションルイ・ヴィトン、ランバン、二ナ・リッチ、フセイン・チャラヤン、ミュウミュウ
アメリカのアーティスト、Richard Princeとのコラボレーションとなったマーク・ジェイコブスのルイ・ヴィトン。ショーは黒いレースのマスクに白衣、バッグを持った看護婦のステファニー・シーモアでスタート。ナースの集団が続き、それぞれの看護婦帽にはL、O、U、I、Sなどの文字が表示され、つなげるとルイ・ヴィトンになる。ナースにはナタリア・V、Eva Herzigova、カルメン・カス、アンジェラ・リンドヴォール、Karolina Kurkova、ララ・ストーン、ナジャ・アウマン、ナオミ・キャンベルといったスーパーモデルをラインアップ。セクシーな看護婦はプリンスが描いたソニック・ユースのアルバム・ジャケットをイメージした。その後はカラフルでガーリーな服が登場。大きなレースのリボン、ニットのベスト、ボーダーにミニスカート、前身ごろだけのコート、チューブトップ、パステルのノースリーブドレス。マークはスーツにプリンスの絵が描かれた小さなトランクを持って現われた。「このすべては、リチャード・プリンスとのコラボレーションから来ました。私はスポンジボブのスクエアパンツのファンです。また、私たちの色には川久保玲があります。私はアダルトの女性に会います。私は若い女性に会います。私は手術後の女性に会います。私は、すべての女性がそのように服を着るのを見ます。それは21世紀です」とマーク・ジェーコブス。最前列にはヴィクトリア・ベッカム、ソフィア・コッポラ、ディタ・ヴァン・ティース、ソフィー・ダール、コートニー・ラブ、カトリーヌ・ドヌーブ、Gareth Pugh。
マークのコメントはNYコレクションでスージー・メンケスが、ギャルソンのパクリと言われたことに関する対抗意識みたいです。ちなみにショーの開始は1時間遅れ、例によってカメラマンが騒ぐ事件も起きました。まあNYのときの2時間と比べると大した遅れじゃないけど。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/louis_vuitton/index.htm

ルーブル美術館テントの中に板張りの床、遊園地風のライト、アイスクリームが配られたアルベール・エルバスのランバン。流れるようなドレープ、ひざ丈ドレスのOlga Shererでスタート。カーキのトレンチもドレープが美しく、ワンショルダーの女神風ドレス、ジップアップにノースリーブのワンピース。前面にファーをあしらったドレス、ラストは蝶ネクタイの燕尾服にサンダル。その後、同じように蝶ネクタイ姿のエルバスが現れると800人の観衆はスタンディング・オベーションで迎えた。「私は、このコレクションについて語る言葉を持っていません。私は単に本能に基づいてスタートしました」とエルバス。最前列にはクリスティン・スコット・トーマス、クロエ・セヴィニー、コートニー・ラブ。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/lanvin/index.htm

オリヴィエ・ティスケンスの2シーズン目のコレクションとなったニナ・リッチ。設立75周年を記念して、プレスにはラリックのボトルのフレグランス、L'Air du Tempsが配られた。チュルリー公園内の特設テントの壁の一部を取り除き、外の木々が見える中、そこからモデルが登場。タキシード・ジャケットにチュニックのMagdalena Frackowiakでスタート。ファーのコートにショートパンツ、デニムのブルゾン、パッチワークのTシャツ、ベースボールジャケット、テーラードスーツ、フェザーのケープにフローラルガウン。後半にはゴージャスなノースリーブドレス、銀のタフタドレス、クリノリンドレスが登場。「それは、クラブで朝まで過ごし早朝にストリートで見かける少女のグループです。彼女はシンデレラではありません。それはオートクチュール・ヒッピーです」とオリヴィエ・ティスケンス。
木々の中から現れるモデルは、まさに妖精のイメージでした。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/nina_ricci/index.htm

映像での披露となったフセイン・チャラヤン。モデルがゆっくりと回転する中、ミニワンピースやジャケットの肩に縫い付けられたスワロフスキー、帽子からレーザー光線が飛び出る。シャツジャケット、シースルーのシャツ、サングラスを載せた大きな麦わら帽子(モデルの顔は見えない)。「私は、ただ単にテクノロジーを使用した訳ではありません。私は、そこにストーリーを感じてほしい。それは古代の太陽崇拝と現代のスターにインスパイアされました」とチャラヤン。

パリコレクション、ラストを飾るミュウミュウ。ミニスカートにピンクのケープのララ・ストーンで始まり、ブルマーのジェシカ・スタム、アイマスクをした女性の顔のプリント、大きなサングラス、ピンクのチュチュ、レースのグローブ、ノースリーブのブラウスはメイド風。「劇場のような人生で人々がどのように自分自身を表現するかについて考えていました」とミウッチャ。最前列にはエイドリアン・ブロディ。
これで、2008年春夏のコレクションサーカスは終了です(オートクチュールがあるけど)。しばらくの休息をはさんで次は、2008年秋冬のメンズコレクション。

ステラ・マッカートニー、黒字化
予定よりも1年早く、黒字化。前年は120万ポンドの損失だった。「6年で、ステラ・マッカートニーは、光り輝く将来のあるブランドに成長し、世界的に発展しました」とグッチ・グループのCEO、Robert Polet。

Thakoon Panichgul、Hoganのクリエイティブ・ディレクターに就任か?
トッズ・グループのホーガンのクリエイティブ・ディレクターにThakoon Panichgulが起用されるという噂が流れている。パリで、トッズ・グループのトップ、Diego Della Valleと交渉しているという。Thakoonは「現時点でコメントすることはない」と発表した。
さらに、Diego Della Valleは今年、買収したエルザ・スキャパレリ(Elsa Schiaparelli)にはGiles Deaconを起用する意向だという噂も流れています。ジャイルズはDaksもありますから、ちょっと微妙ですが、Thakoonというのは結構、現実味がありそうです。

デサント、「ホールアース」から軽くて暖かい防寒ウェア「遠赤外線ダウン」を発売
アウトドアブランド「ホールアース」で中綿に遠赤外線放射機能を付加したダウン、表地には真空ガラスの微粒子による断熱性を持つ生地を使用し、ダブルの暖かさと軽さを持つ防寒ウェア「遠赤外線ダウン」を新発売。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=171971&lindID=4

ミズノ、ディズニーキャラによる架空のサッカーチーム「ac disney」の第三弾商品を発売
ac disneyシリーズ第三弾「NORTHERN EUROPE TOUR」を10月16日から東西のミズノショップ(原宿・難波)で発売。さらに今回からディズニーストア(限定店舗にて10月下旬より)でも一部の商品を販売する。NORTHERN EUROPE TOURは、北欧ツアーに挑戦するメンバーが使用するグッズ類をモチーフとした商品。ゲームシャツ、Tシャツ、バッグ類など計15アイテムで、今回は秋冬シーズンに最適なアクセサリー類が充実。各アイテムには、ミッキーマウスのシルエットの形をしたエンブレムや「ac disney」ロゴをデザインとして使用した。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=172123&lindID=4

ケイト・モスのRimmel広告が英国で問題に
英国の広告規準公団(Advertising Standards Authority、ASA)は、「マグニファイ(magnif'eyes)マスカラの広告でケイト・モスはつけまつげを使用していないという証拠を提出せず、消費者に誤解を与える可能性がある」と発表。ASAは7月に、ロレアルのマスカラ・コマーシャルでペネロペ・クルスがつけまつげを使用し、効果を誇張したとして非難していた。
ケイト・モスはつけまつげは使用していないものの、効果を際立たせるためにデジタル処理を施したという噂も流れています。日本では問題なく流れているんですけどね、この広告。


2007年10月8日(月)
シャルロット・ゲンズブール、ヴォーグ・フランス版12月号のゲスト・エディターに就任
Carine Roitfeld編集長らとともに12月号を編集。「私は、実際にナーバスになっていますが、とてもエキサイトしています」とゲンズブール。ヴォーグ・フランス版にはこれまで、カトリーヌ・ドヌーブ、ソフィア・コッポラ、ケイト・モス、ジョン・ガリアーノらがゲスト・エディターとして参加している。
シャルロットはこれまで、ラフな格好が多くて、ラグジュアリー・ファッションには興味がなさそうだったのですが、既にバレンシアガの2008年春夏コレクションでフロントローに座り熱心にメモを取っている姿が目撃されています。

ジョン・ガリアーノ、子供服でディーゼルと提携
ジョン・ガリアーノは4-14歳の少女および少年に向けた新コレクションのためのライセンス契約をディーゼルと結んだ。契約期間は5年。「プレミアムワールドは急速に発展しています。子供服市場は驚くべき成長を遂げており、このビジネスに参入するのは驚きではありません。ガリアーノは、大人のためにおとぎ話を作ることができます。彼が子供のために何を行うか想像してみてください」とディーゼルのチーフ、Renzo Rosso。新コレクションは2008年1月に2008年秋冬向けが発表される。

2008年春夏パリ・コレクションクロエエルメスケンゾー、ジョン・ガリアーノ、エリー・サーブ、リミ・フゥ
2回目のコレクションとなったPaulo Melim Anderssonのクロエ。ガーリーでレトロ、ロマンティックなクロエらしいコレクション。歩くたびに軽やかに揺れるシフォン、エアリーなドレス、レイヤー、パッチワーク、ロングカーディガン、ラップスカート。最前列にはコートニー・ラブ、新フレグランスのキャンペーンに登場するクロエ・セヴィニー。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/chloe/index.htm

金色のマントにパンツ、頭にはターバンのMariacarla Bosconoで始まったゴルチエのエルメス。続いて白のネールジャケットにジョドパーズのララ・ストーン。マオカラーのココ・ロシャ、サファリ・スーツ、スエードのチュニック、エルメスプリントの水着、フィナーレはサリー。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/hermes/index.htm

ケンゾーの舞台はアマゾンをイメージ。ハイビスカスやランのプリント、マキシドレス。パープルやイエローのベビードールドレス。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/kenzo/index.htm

ステージ奥に回転木馬が回り、その横からモデルが踊りながら登場したジョン・ガリアーノ。ランウェイには椅子やテーブル、テレビが置かれ、モデルが腰かけたり、テーブルに置いてある花を取る。ピンクのブルゾン、ティアードドレス、ボレロ、大きなミニーマウスのようなリボン、バイアスカットのフラメンコガウン、パステルピンクにキャンディカラー、フロッピーハット。「ファッションンは楽しくなければなりません、幸福でロマンチック」とガリアーノ。最前列にはナオミ・キャンベル、ディタ・ヴァン・ティース。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/john_galli/index.htm

バラの刺しゅうのドレスで始まったエリー・サーブ。スパンコールに腰に大きなリボン。フレアドレス、50年代風ドレス、バイアスカットのシルク・サテン・シフォンのガウン。

パリでのデビューショーとなったリミ・フゥ。ジャケットにワイドパンツやワークブーツ、白いシャツにダブルのベスト、オーバーオールズ。フレアスカート、パフスリーブのゆったりとしたトレンチコート・ドレス。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/limi_feu/index.htm

エイボンJ、フラグランスライン「クリスチャン ラクロワ ルージュ」発売
エイボン・プロダクツは、クリスチャン・ラクロワとのコラボレーションにより生まれたフラグランスライン「クリスチャン ラクロワ ルージュ」を11月7日から新発売。クリスチャン・ラクロワのセンスを赤(ルージュ)のパッケージに託し、大人の女性の魅力を感じさせるフラグランスラインを開発。オーデパルファム、シャワージェル、ボディローションの3製品を新発売する。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=171986&lindID=4

フロスト・フレンチのショップに強盗
Islingtonに9月15日にオープンしたFrostFrenchのブティックに泥棒が押し入り10000ポンド以上のグッズが盗まれた。店のマネージャーは「デザイナーのSadie FrostとJemima Frenchは混乱しているが、彼らのビジネスを心得ており、これが世界の終わりでないことを知っています」とコメント。ロンドンでは、これまでにもルエラ、マーク・ジェーコブス、ラルフ・ローレン、Broraなどが襲われている。

サンリオ、「ハローキティ」をモチーフにした成人男性向けグッズを本格展開
「かわいらしさ」による抵抗感を取り除くため、キティの顔の露出を抑えるなどデザインに工夫を凝らし、まずは2008年のバレンタイン商戦にTシャツや小物入れを投入する。2008年1月に売り出すのは、Tシャツや財布、腕時計など24点。顔部分に「hello kitty」の文字が入っているほか、物陰に半分隠れるなど露出を控えめにしたキティが描かれている。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200710080023a.nwc

銀座・有楽町地区での新規開店や大改装
12日にはJR有楽町駅前に「有楽町マルイ」が開業。再開発ビル「有楽町イトシア」(地上21階、地下4階)の1-8階に入居し、売り場面積は1万8500平方メートル。新宿や渋谷を拠点とする丸井は本来、高校生や大学生らが顧客層の中心だが、有楽町では30代までの社会人に照準を合わせた。
http://mainichi.jp/select/biz/archive/news/2007/10/07/20071007ddm008020180000c.html

クラレと三井物産、静電気がたまらない繊維を共同開発
高い導電性を持つ先端素材のカーボンナノチューブ(筒状炭素分子)を使い、衣料向けに静電気がたまらない繊維を共同開発した。医療機器の誤作動や電子データ消失の原因となる帯電を防ぐことができ、来春にも病院や工場で着る衣類用に発売する。
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1D06018%2006102007&g=S1&d=20071007

ロクシタン、新しいボディケアシリーズ「ハニー&レモン」発売
南仏プロヴァンスから届いたハチミツとレモンが、極上のスキンケアタイムを演出。10月25日から発売。
http://happy.woman.rakuten.co.jp/beauty/beauty_news/?q=20071008


2007年10月7日(日)
スペインのフレグランスグループIdesa Parfums、クスト・バルセロナのフレグランスを展開
Idesa Parfumsはスペインのデザイナー、Custo Dalmauと彼が展開する「Custo Barcelona」ブランドのフレグランスを作成・開発・販売するライセンス契約を締結した。Idesaは、Armand Basi、マンダリナ・ダックなどのフレグランスも展開している。クスト・バルセロナの最初フレグランスは2008年秋に発売される予定。

2008年春夏パリ・コレクションシャネル、アレキサンダー・マックイーン、Rue du Mail、ソニア・リキエル、エス・オーケストル
会場のグランパレの入口とランウェイ中央に大きなリボンが飾られたシャネル。壁にはCのロゴと星。デニムの水着にデニムのブルゾンを羽織ったココ・ロシャでスタート。同様に水着とデニム、銀のショルダーバッグを持ったジェマ。星とデニム、そこからイメージされるアメリカがポイント。デニムはスキニー、タイト、ワンピース、ホットパンツ、スーツ、メンズまで様々な形で登場。襟に星のバッチがいくつもつけられたデニムのトレンチ。赤いカーディガンに星のプリントのワンピース。赤と白のストライプという星条旗を思わせるジャケット、ボレロに星のプリントのワンピース。Cのロゴが入ったテニス・ラケットを持ったジェマ。銀の輝くロングブーツ。ハイヒールのかかとに付けられた小型のキルティング・バッグ。ラストは星のプリントにレースのドレスのナタリア・V。「それは、人生への提案に関係しています。1つの方法だけでなく、 人々は異なるライフスタイルへの衣服を必要としています。私は単に1つのファッション・ステートメント行なうためにここにいるわけではありません。私は多くのものを作るためにここにいます。星とストライプ、そしてアメリカをテーマにした理由は簡単です。現在、米ドルはユーロより安い。また、スター・アンド。ストライプなしでは、私たちはすべて共産主義者かファシストでしょう」とカール・ラガーフェルド。最前列にはヴィクトリア・べッカム、キルスティン・ダンスト、コートニー・ラブ、リリー・アレン、クローディア・シーファー、Dita Von Teese。
シャネルはたまに特製のサーフボードやカイトを作ったりしますが、今シーズンはテニスラケットを作ってきました。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/chanel/index.htm

アレキサンダー・マックイーン今年の5月に亡くなり、自らを見出したとされるIsabella Blowに捧げるコレクション。テーマは「La Dame Bleue」。招待状にはRichard Grayによるマックイーンのドレスを着てPhilip Treacyの帽子をかぶったIsabella Blowが馬車に乗って天国へ向かう姿が描かれている。ステージ奥に大きな鳥の羽が羽ばたくような照明が置かれ、羽ばたくような音ともにコレクションはスタート。帯ベルトにBlowがかぶっていたような帽子。帽子は同じくBlowが見出したとされるPhilip Treacyとのコラボレーション。テーラードスーツに鳥の巣のような帽子。未来的なタイトのミニドレス、帯ベルト、顔や肩に鱗のようなメイク。肩に大きな羽。剣道の面に歌舞伎の高下駄のようなヒール。腰から顔の前にステンレスの枠を取り付けたストラップレスのドレス。マックイーンはミッキー・マウスのトレーナーにキルトをはいて、Philip Treacyとともに登場。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/alexander_mcqueen/index.htm

マルティーヌ・シットボンの新ブランド、Rue du Mailはテクノでポップなコレクション。スリップ・ドレスに輝くグラフィックプリント。シフォンのチュニック、パラシュート・ドレス。

黄色の袖が大きく広がったコートのSnejana Onopkaで始まったソニア・リキエル。だまし絵風のジャンプスーツ、カーディガン、セータードレス、シースルーのナイトガウン。モデルは皆、笑顔。後半にはシフォンのドレスで踊りながら登場。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/sonia_rykiel/index.htm

エス・オーケストルのコレクションテーマは「オーケストラ」。バイオリン、ピアノ、ピッコロなどの形や一部を服の中に取り込んだり、オーケストラの制服を参考にした。ピアノの鍵盤のようなブラウス、バイオリンをかたどったジャケット。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/es_orchestres/index.htm

アクアスキュータム、「ヴィンテージ コレクション」を日本でも発売
アクアスキュータムの財産であるアーカイブルームの一つである「Customer Lists」の中には、銀幕を飾った名優たちの名が記されている。アクアスキュータム ヴィンテージコレクションは1930年代から50年代のハリウッド黄金時代を彩った女優たちへ提供したオリジナルデザインを現代のモードにアレンジ。それぞれのコートには、究極の撥水性を誇る綿素材「New Aqua5」をはじめ、ダブルカシミア、ナパレザー、最高級のサテンなど最上の素材と、150年以上の歴史によって積み重ねた最高の技術を使用。コレクションは全てシリアルナンバー入りの限定生産、購入者には、特製ガーメントケースで提供。ロンドンのリージェント本店およびハロッズ、ブラウンズ、ニューヨークのバーグドルフ・グッドマンなどの店舗にて全世界同時展開。日本ではアクアスキュータム丸の内店をはじめ、限定での展開となる。
http://www.renown.com/aquascutum/marunouchi/news/2007/10/05_0000.html

ティファニーの展覧会「世界を魅了したティファニー1937-2007 The Jewels of TIFFANY」
ティファニーの歴史的なジュエリーや装身具などを紹介する展覧会が12月16日まで、東京都庭園美術館で開かれている。今年創業170周年を迎えたティファニーの宝飾品を収集する、ティファニー・アンド・カンパニー・アーカイブの所蔵品を中心に、約200点が紹介される国際巡回展で1995年に制作された128.54カラットの世界最大級のイエロー・ダイヤモンドを使ったブローチ「バード・オン・ア・ロック」といった話題作も、多数展示される。入館料一般1200円。
http://www.asahi.com/fashion/topics/TKY200710060253.html
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/fashion/20071005ok03.htm

エルメス、旅行事業に参入
エルメスを展開するエルメス・インターナショナルが、ウェブサイトに掲載された半期業績報告の中で、旅行子会社を新設したことが明らかになった。エルメスが100%出資するという同子会社については「エルメス・グループの価値観を反映させた上質な国内および海外旅行を手掛ける組織」と説明されているが、同社からのコメントは今のところ得られていない。
http://www.asahi.com/fashion/topics/RTR200710050113.html

ポイント、香港に出店
2008年3月をメドに香港に出店する。婦人カジュアル衣料店の「ローリーズファーム」と「ジーナシス」の2店を現地百貨店に出す。海外進出は2003年の台湾に次いで2番目。香港で事業ノウハウを積み、中国大陸進出につなげる。店舗展開に先立ち、香港企業と合弁で現地法人を設立する。2009年2月までに3店増やし、5店にする。台湾では全額出資子会社が12店を運営している。
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1D0504E%2005102007&g=S1&d=20071005

2008年春夏ミラノ・コレクションの展示会
トッズの会場は、美術館。「自然から着想した」デザイナーのデレク・ラムの世界観を見てもらうための巨大なスクリーンに空の映像が流れる。新作のスポーティーなミニのワンピースやトレンチコートをつるし、“森”を思わせる展示もあった。バリーは、モデルが新作を着て、家でくつろいでいるような演出。新作の服や靴を身に着けたモデルが、会場中央のソファにもたれてくつろいでいた。新デザイナーのブライアン・アトウッドが提案したのは、熱帯植物などをプリントに取り入れた、リラックスした雰囲気の製品。フルラは、透明カプセルに、新進デザイナーと組んだ新作のバッグを閉じこめた。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/collection/20071005ok02.htm

百貨店各社が「物産展」などの催事を立て直し
海外や各地域の名産品などを展示即売する「物産展」などの催事を立て直す動きを強めている。百貨店の催事の定番は「日本全国うまい物フェア」「九州展」「北海道展」「イタリア展」の4つといわれる。最近は「イタリア展」を重視する百貨店が目立ち、伊勢丹や三越、松屋、大丸などがここ数年連続して開催している。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200710050029a.nwc


2007年10月6日(土)
2008年秋冬NYコレクションは2月1日に開幕
2008年2月1日から8日にかけて開かれる。パリのメンズコレクションは1月17-24日、2008年春夏のパリ・オートクチュールが1月21-24日に開催される
ほとんど間がなく、これまでにない接近したコレクションとなります。さて、マーク・ジェイコブスのショーは今度は何時間遅れるのでしょうか?

2008年春夏パリ・コレクションステラ・マッカートニーセリーヌYSLロエベ、ZUCCA
ステージ奥に色とりどりの植物が飾られたステラ・マッカートニー。舞台はステラと自然を都市の環境へもたらすことで知られるフランスの植物学者、Patrick Blancとのコラボレート。ステラの英国のカントリー・ガーデンへの愛を反映するもので、ツタやシダなどの植物はショーの後、ブーローニュの低所得者向け住宅プロジェクトに寄付される。コレクションは首を緩くまとめたフラワープリント、シルクボイルのセブンティーズ・ドレスを着たHeidi Mountでスタート。続いて同じ生地をジャンプスーツに仕立てたリリー・ドナルドソン。ミニのコート、サファリジャケットに幅広のパンツ、プリントのノースリーブに同じプリントのバッグ、ゆったりとしたナイトガウン、キャミソールにペチコート・ドレス。サメ・モチーフのニットにデニム。「それは、すべて私のファンタスティックなチームです」とステラ。植物については「ショーには多くの金銭が投資されます。それをすべて捨ててしまうことは恥ずかしいことでしょう」と述べた。最前列にはポール・マッカートニー、リリー・アレン、ツイッギー。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/stella/index.htm

白いミニドレスのジェマで始まったIvana Omazicのセリーヌ。深いVネックのドレス、コート、ジップアップブルゾンのサーシャと白が続いた後、一転してオレンジのドレスが登場。ノースリーブのナターシャ・ポリー、オレンジの華やかなトレンチのAgyness Deyn(個人的に今シーズン一押しのモデル)。スカートのテーラードスーツ、レザーブルゾンにジップアップのジャージ。クリノリンスカート。「柔軟で、ソフトで流れるような、でも不格好ではない魅力。私は、フランスのクチュールの中で典型的に使用されるいくつかの材料および色を使用しましたが、それらをより多くの軽快な形にリンクしました」とOmazic。

グラン・パレに丸い照明が8個、気球のように浮かぶイヴ・サンローラン。ステファノ・ピラッティが「ポスト・ミニマリスト・エレガンスの研究報告」と名づけたコレクション。肩がとがったテーラード・ジャケットにスカートのMaria Carla Bosconoでスタート。袖を切り落としたダブルのジャケット。ハイウエストの白いパンツ(今シーズン、ベルトの位置が高いのが目立ちますね)、レザーのコート、トレーナーにYSLのカッサンドラ・ロゴ。ノースリーブのワンピース。星が飾られたベルト。すそが左右非対称のスカート、片袖のドレス、チューリップ・スカート、星を重ねたネックレス。アクリル樹脂の星形などをつなぎ合わせた服やワンピースに縫い付けられた星がモデルが歩くたびにキラキラと光る(ディタ・ヴァン・ティースだったら裸の胸に飾りそう)。「私は3つの考えで始めました。ブレザー、スウェットシャツ、プレッピー。その後、女神とスターについて考えました」とステファノ・ピラッティ。最前列にはディタ・ヴァン・ティース、コートニー・ラブ、クリスティン・スコット・トーマス、カトリーヌ・ドヌーブ、フセイン・チャラヤン、シャーロット・ストックデール。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/yves/index.htm

Jose Enrique Ona Selfaのラストコレクションとなったロエベ。女神ドレスのココ・ロシャで始まり、ショートジャケットにパンツ、サファリ・ルック、ストライプのシャツに植物プリントのワンピース、プリーツドレス。最前列にはディタ・ヴァン・ティース。

ZUCCAのコレクションの会場は学校。テーマはフェスティバル。ビートルズの音楽、すその広がったパンツ、房飾りの付いた厚底靴、1970年代を感じさせる装いを提案した。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/zucca/index.htm

三越伊勢丹ホールディングス、経営目標を発表
2008年4月に経営統合する百貨店大手の三越と伊勢丹は2007年度の連結営業利益見通し430億円(2社の業績予想の単純合算)を、6年後の13年度に320億円上積みし750億円に引き上げる経営目標を発表した。持ち株会社の社外取締役に、畔柳信雄・三菱UFJフィナンシャル・グループ社長、宮村眞平三井金属鉱業相談役、池田守男資生堂相談役の3人を迎えることも決めた。情報システムの統合をはじめとする合理化や、三越銀座店の建て替えなどを通じた販売力向上で、大幅な積み上げを目指す。三越は今年度見通しの120億円から300億円、伊勢丹は310億円から450億円にそれぞれ引き上げる。大丸、松坂屋が9月に統合して誕生した「J−フロントリテイリング」は2011年3月期の営業利益目標を600億円としおり、三越・伊勢丹が今回の目標を達成すれば、営業利益の規模、利益率とも業界トップに躍り出ることとなる。また、両社の店舗が重複する新宿地区で三越の店舗を伊勢丹に変更することも視野に、グループの収益力を高める。一方、三越は2007年8月中間期の連結営業利益が約37億円と前年同期比41%減ったようだと発表した。期初の会社予想を27億円下回る。天候不順などを背景に夏物衣料や食品の販売が大きく落ち込んだほか、前期までの店舗閉鎖や事業売却などリストラに伴う収入減も響いた。上期の不振を受け、2008年2月期の連結売上高を前期比2%減の7891億円、連結営業利益は5%減の120億円にそれぞれ予想を引き下げた。
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1D0405K%2004102007&g=S1&d=20071004
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1D04066%2004102007&g=S1&d=20071004
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200710050042a.nwc
http://mainichi.jp/select/biz/archive/news/2007/10/05/20071005ddm008020017000c.html

桂由美、カフェ「ローズ ユミ ローズ」をオープン
東京都港区南青山1の25の3の桂由美ブライダルハウス内にカフェ「ローズ ユミ ローズ」を開店した。白を基調にバラをモチーフとした落ち着いた雰囲気の店内は全34席。メニューはコーヒー、紅茶、シャンパンやケーキ、アイスなど。世界各国の結婚式などを映像で紹介し、披露宴向けの選曲を行うコーナーなどもある。また、ユミカツラオリジナルの引き出物や、銀製品ブランドのクリストフルとのコラボレーション製品なども展示される。
http://mainichi.jp/select/biz/archive/news/2007/10/05/20071005ddm010020038000c.html

第2回「きもの文化検定」、11月18日に実施
「きもの文化検定」は、着物と着物文化に関する知識の普及を目的としたもので、全日本きもの振興会が主催。2006年11月に第1回(5級・4級)の試験を全国5地区9会場で開催。同振興会が目標とした「5000-6000人」を上回り、7236人が申し込んだ。受験者の内訳は男性11%、女性89%。着物業界関係者が多いと予測されていたが、実際には和装業界関係者が約18%、一般受験者が82%と、主催者にとって「うれしい誤算」という結果になった。この検定の公式教本として発行された「きものの基本 改訂版 (きもの文化検定公式教本 1)(5・4級対応)」は3万冊近く売れている。2007年は試験会場も増やし、11月18日に開催予定。5級・4級のほかに3級も追加される。3級に対応した公式教本「きもの文化検定公式教本(2) きもののたのしみ (きもの文化検定公式教本 2)」も発行されている。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070927/136155/

日本におけるミニブーム
1967年10月18日の夕方、羽田空港に降り立った一人の18歳の女の子に、日本人の注目が集まった。「ミニの女王」と呼ばれた英国人モデルのツイッギー。彼女の人気は、日本にも押し寄せていた世界的なミニスカートブームの象徴だった。
http://mainichi.jp/life/fashion/news/20071003mog00m100006000c.html

スヌーピーの日本デビュー40周年
1950年10月2日、チャールズ・モンロー・シュルツが、アメリカの新聞7紙で漫画「ピーナッツ」の連載を開始。主人公の少年、チャーリー・ブラウンの飼い犬「スヌーピー」の人気は世界中に広がり、現在では世界75カ国、2400紙で連載中。日本では詩人の谷川俊太郎が67年に翻訳したのが最初。日本での版権を持つユナイテッド・メディア社は、「40周年イヤー」のロゴマークをつくり、記念グッズ販売などのキャンペーンを計画。谷川の誕生日(12月15日)には、青山ブックセンター本店でトークショーを開催する。
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_10/g2007100204.html

ダイエー、「ウオームビズ」関連商品を販売
販売期間は2008年2月29日まで。今年度は薄くて暖かいうえに、格好の良さにこだわった商品に重点を置く。メンズでは「暖然快適」として軽くて暖かいジャケットや、デザインシャツをベースにニットベストやセーターとウールのネクタイなどとのコーディネイトを提案。インナーでは吸湿発熱効果のある機能性素材を使用したオリジナル品をそろえる。また、レディスではほどよく体のラインにフィットし、着心地のよいセーターのほか、ジャケットではツイードを使用するなど暖かい素材やデザイン、シルエットにこだわった商品をラインアップ。さらに、肌触りがよく膝かけとしても使える大判ストールなども販売する。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200710010023a.nwc


2007年10月5日(金)
Gap、(Product) Redのキャンペーンにアン・ハサウェイを起用
アフリカ救済チャリティの(Product) Redラインのキャンペーンで新たにアン・ハサウェイ、ジョン・レジェンド、Wyclef Jeanを起用する。撮影はAnnie Leibovitz。キャンペーンフォトは、ヴォーグ、バニティーフェア、ハーパーズ・バザー、エル、グラマー、マリ・クレール、GQなどの11月号に「Can the next generation change the world?(次の世代は世界を変えることができますか?)」などの文字とともに掲載される。

シチズン、ブローバを買収
シチズンホールディングスは、傘下のシチズン時計が米腕時計会社のブローバ(ニューヨーク州)を約288億円で買収すると発表した。親会社で保険やタバコ事業を手がける複合企業の米ロウズから全株式を取得し、2008年1月10日付でに子会社化する。シチズンは、買収によりブランドを多角化させ、腕時計事業の拡大を図る。ブローバは1911年設立で、腕時計などの企画・販売を手掛けている。シチズンとは70年代に合弁で腕時計を製造していたが、その後解消した経緯がある。2006年12月期の売上高は238億円で、9月20日時点の従業員は581人。シチズンは2007年6月末時点の現・預金残高が1064億円と潤沢で、買収資金は全額自己資金で賄う。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200710050012a.nwc
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1D04085%2004102007&g=S1&d=20071004

2008年春夏パリ・コレクションラクロアジバンシィヴァレンティノ、ドリス・ヴァン・ノッテン
40年代風の水玉プリントドレスのTanya Dziahilevaで始まったクリスチャン・ラクロア。大きな帽子にカラフルなプリント。黄色の水玉。チューブトップにフレアスカート、ビッグショルダーのジャケット。大きなバングルに指だけをカバーするカラフルな手袋もポイント。

大きなドットのアシメトリーなドレスを着たMaria Carla Bosconoでスタートしたリカルド・ティッシのジバンシィ。同様に黒い水玉のシフォンドレスのナタリア・V。水玉のボレロ。プリーツスカートにプリーツのブラウス。テーラード・ジャケットに幅広のパンツ。モデルの繭は白く塗られ、後半には逆に白の水玉がワンピースやバッグのベルトに使われる。レザーのブラウスにテールコート。最前列にはコートニー・ラブ。
ティッシのミューズであるMaria Carla Bosconoやコートニー・ラブ以上にKristen McMenamyがモデルとして、ランウェイに復帰したことが話題を集めています。McMenamyは2週間前にロンドンのV&Aのパーティでリカルド・ティッシに会い、モデルを依頼されたそうです。McMenamyはティッシのことを知らず、「自分がジバンシーを知っていたのは、アレキサンダー・マックイーンがデザインしていた頃でしたが、私は、本能に基づいて行いました」と舞台裏で語っていました。

ヴァレンティノ・ガラヴァーニが手掛ける最後のプレタポルテコレクションとなったヴァレンティノ。2列のランウェイから交互にモデルが登場。奥にはヴァレンティノの文字が渦巻き状に連なった円盤が回る。ピンクと青のスタンドカラーコートのナタリア・Vでスタート。女神ドレスにフラワープリントのワンピース。パフスリーブ、バラの刺しゅう、ティアードドレス。ホワイト・コレクションを思わせるドレスにヴァレンティノ・レッド。セクシーでエレガント、ゴージャス。全87体を披露。「このコレクションはすべてのファンに対する賛辞であり若く、楽しいものを望みました」とヴァレンティノ。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/valentino/index.htm

フラワープリントのパンツにホルターネックで始まったドリス・ヴァン・ノッテン。ワンピースやジャケット、ブルゾン、ブラウス、巻きスカートに次々と植物プリントが登場。「私は1つのマテリアルでいくつかの異なるパターンのプリントに取り組みました。その結果、2、3の部分で4から5つのプリントを使うことになりました」とノッテン。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/dries/index.htm

三陽商会、「allegri銀座店」でスペシャル・オーダー・フェア
10月6-31日まで、パターンオーダースーツ受注に加え、allegri銀座店、限定のジャケット生地を用意して新たにパターンオーダーシステムのジャケットラインを提案。
http://www.sanyo-shokai.co.jp/hottopics/2007/10/04/_special_order_fair.html

ワールド、大人の男女に向けたセレクトショップ「GRASS WATER(グラスウォーター)」の1号店がたまプラーザ テラス ゲートプラザにオープン
「グラスウォーター」では、「気の利いた品ぞろえと安心感」をコンセプトに『On time(オンタイム)』『Relax(リラックス)』『Scene(シーン)』の3カテゴリーを展開、オリジナル商品とバイイング商品をミックスした品ぞろえで大人の着こなしを提案。10月10日には浦和パルコ店もオープンする。
http://www.world.co.jp/news/hotnews/2007/1004.html

イオン2007年8月中間期連結決算、売上高、最終利益が過去最高
ショッピングセンターのイオンモールなどが好調だったが、米アパレル子会社タルボットの不振などで、営業利益と経常利益はともに4期ぶりの減益となった。売上高は前年同期比7.7%増の2兆5251億円、営業利益が同17.7%減の677億円、最終利益が同2.8%増の238億円だった。営業減益は米国アパレル子会社タルボットの不振が続いているほか、マイカルの出店再開や情報化投資が膨らんだことが響いた。イオンの既存店売上高は、猛暑などで衣料品が落ち込み0.9%減。通期は売上高が5兆2500億円超、営業利益が2000-2100億円、最終利益700-760億円と期初予想と同じ。衣料品販売の持ち直しに加えて、資本提携したダイエーなどとの共同調達会社や物流会社などのコスト削減効果が寄与すると予想している。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071005/biz0710050018000-n1.htm
http://mainichi.jp/select/biz/archive/news/2007/10/05/20071005ddm008020018000c.html
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200710050043a.nwc

靴下製造販売の岡本、女子中高生向けのタイツ「チャリタイ」発売
自転車通学する女子中高生向けのタイツを全国のスーパーで発売した。黒と濃紺の2色あり、2枚1組で840円。冷えやすいおしりとつま先の部分が厚手のパイル編みになっているため、温かくて透けにくい。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_10/t2007100222.html

「第7回ベストレザーニスト賞」(日本タンナーズ協会主催)に栗山千明
最もレザーが似合う著名人に贈られる賞に選ばれた。授賞式に出席した栗山は黒のシックなレザーワンピース姿で現れた。
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_10/g2007100206.html

欧米高級ブランドがインドへ進出
現地メディアなどによると、仏ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー(LVMH)は、インドに5億6000万-7億ドル規模の投資を行う方針を明らかにした。小売り店舗網の整備だけでなく、宝飾品やアロマセラピー、スパ(温泉)事業への進出、インドの独自ブランド創設などを視野に入れている。ダンヒルも5月に1号店をニューデリー市内の高級ホテルにオープンしたのに続き、2年以内に3店舗を開設。5年後には主要都市に拠点を整備する。このほか、加トリオ・グループが18-25歳の若年層向け高級カジュアルブランド「グロッ
ギー」の秋物コレクションを南デリーで発表した。
http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200710040006a.nwc


2007年10月4日(木)
カール・ラガーフェルド、ディオール・オムのキャンペーンフォトを撮影
ディオール・オムのデザイナー、クリス・ヴァン・アッシュがディオール・ショーが行われたパリで、彼の最初のコレクションとなる広告キャンペーンをラガーフェルドが撮影することを認めた。ラガーフェルドは80年代以降、自分のブランドとシャネルのキャンペーンフォトを撮影している。

2008年春夏パリ・コレクションバレンシアガイッセイ・ミヤケ、コム・デ・ギャルソン、ジュンヤ・ワタナベ、ヴィクター&ロルフ、ゴルチエ、タオ
大きな肩のチャイナ風ミニドレスで始まったニコラ・ゲスキエールのバレンシアガ。パンジー、ボタン、スイセンとカラフルなフラワープリントが続く。後半はメタリックなハイテク素材のロボットのようなミニドレス(オズの魔法使いのブリキの案山子かC-3POのよう)。「私はハウスの新領域を調査しています。私は以前にプリントを行ったことがあります。しかし、花は行いませんでした」とニコラ・ゲスキエール。最前列にはカトリーヌ・ドヌーブ、シャルロット・ゲンズブール。
モデルにはカルバン・クラインの独占契約が終了したナタリア・Vも登場していました。

サイクロン式掃除機で知られるイギリス「ダイソン社」のジェームズ・ダイソンが舞台セットを手掛け風をテーマにした藤原大のイッセイ・ミヤケ。砂丘、微風、サイクロン、帆と天気予報、中国からの風、天国の呼吸と6つのカテゴリーに分け、パンツがボタンによってスカートに変わり、天気図のプリント、掃除機を分解して仕立てられたドレス、スカート、コート。「5年保証」のタグがついたスカート。「私は、その大胆さと創造性のためにイッセイ・ミヤケと藤原大を常に賞賛していました」とダイソン。「私は、巨大なサイクロンのイメージを持っていました。ダイソンの技術によって動力が供給され、私は、彼の専門知識を私たちのショーにもたらすようにジェームズに依頼しました」と藤原。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/issey/index.htm

ピエロのようなメークで始まったコム・デ・ギャルソン。布をブロックのようにつなげた服、だまし絵のようなプリント、右側だけのジャケットにチュチュスカート、ピンクのパッチワーク。レイヤー、ラッフルにリボン、テーラードジャケット。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/cdg/index.htm

シュープリームスのポップな音楽とともに始まったジュンヤ・ワタナベ。ボリュームを出したドレープのドレス、シャネル風のジャケットに頭の上に載せた帽子。明るい色にフラワープリント、非対称で肩を露出した女神風ドレス。「それはすべてアフリカへ戻ります」と渡辺。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/junya/index.htm

ランウェイ奥に大きく口を開けた女性の顔が描かれ、その口の中からモデルが登場するヴィクター&ロルフ。ヴィクター&ロルフに「リラックス・クチュール」と評され、インスピレーションは「ハーレクイン・ビジョンと結合したピエロのミックス」。ピエロカラーの白いサテン・ジャケットに幅広パンツのOlga Shererでスタート。ラッフルのネックラインがガーリーなワンピース、ダイヤのベビーピンク・ドレス。ウエストはすべてゆったりとし、バイオリンのモチーフが多数登場。背中や胸、ドレスの裾にバイオリンやバイオリンの空気孔が描かれ、ネックレスにもバイオリン。流れる曲はカーペンターズの「Close to You」。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/vik_rolf/index.htm

海賊をテーマにしたゴルチエ。海賊帽のMariacarla Bosconoでスタート。カーキの迷彩柄。軍服ジャケットやコルセット。肩を出し大きく胸を開けたリリー・コール。鳥の羽をたくさん取り付けたスカートのココ・ロシャ。パイプを持ったリリー・ドナルドソン。ショーの最後は、白のウエディングドレスが次々と登場。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/jpg/index.htm

高く編まれたヘッドピースに白いコットンのドレス、チェックのケープで始まった栗原たお。フローラルや蝶のプリント。大きなパフスリーブ。

バンダイ、雑貨ブランド「シャムロックエアライン」スタート
20歳代後半から30歳代の女性をターゲットにした雑貨ブランド「シャムロックエアライン」を立ち上げる。架空の航空会社「シャムロックエアライン」をイメージしたブランドで、ピンクを基調にしたパスケースやバッグ、タオルなどの旅行用品や、腕時計、アクセサリーなど他社とのコラボレーション商品を制作・販売する。6日、原宿にオフィシャルショップをオープン。ロゴマーク入りの財布やタオル、Tシャツなどを独自に製品化して販売。「ピーチジョン」と組んだバッグや衣類、「ゼロハリバートン」と組んだスーツケースなども製作・販売する。スワロフスキーとのコラボレーションでは細かいビーズで飾られた航空機の模型を作り、オフィシャルショップに展示して、888万円で販売する。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200710030009a.nwc

銀座三越の新ショップ
5階に登場した「ザ・プラチナリフレクト」は、上質感にあふれ、ワンランク上の日常着としても、お仕事ウェアとしても、そしてパーティシーンにだって対応できる、ほどよい華やかさが上品なスタイルを発信。きれい目大人カジュアルの「リフレクト」と、熟練のパターンナーが手がけ、着心地をも重視した「プラチナオーラ」の2ブランドを展開。今季デビューの「コクシーム」(5階)は、銀座三越先行販売のブランド。数々の有名ブランドを手がけ、パリコレの経験ももつデザイナーが手がけるのは、ほどよくトレンドを散りばめた大人のカジュアル。4階にオープンした「モディファイ」は、シャープでセクシー、エレガントでマニッシュというミックスで女性らしさを主張する、モード感あるブランド。
http://girls.www.infoseek.co.jp/beauty/fashion_news/?q=20071004

ゴールドウイン、「サバイバルスーツ」をモチーフにしたスノーボードウエアを発売
ヘリーハンセンで、ブランド創業130年を記念し、ヘリーハンセンの究極ウエア「サバイバルスーツ」のデザインをモチーフにしたスノーボードウエアを、10月初旬から発売。世界最長の歴史を誇るレインウエア会社「HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)」は1877年、北欧ノルウェーの港町モスで誕生。創業者のヘリー・ジュエル・ハンセンの前職は船長で、船乗りに襲いかかる雨、風、雪、寒さから身を守るためにレインウエアを開発したのが始まり。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=171616&lindID=4

柳屋本店、独フレグランスブランド「4711」の国内総代理店契約を締結
柳屋本店は、1792年にドイツ・ケルンで誕生した「4711オーデコロン」と「4711」ブランド製品を、モイラー&ヴィルツ社(ドイツ)と日本における輸入・製造販売総代理店の契約を締結、12月17日から「4711オリジナルオーデコロン」シリーズ、日本人に合わせて開発された「4711ポーチュガル」シリーズ、理美容サロン専売品の「4711ポーチュガル フォー プロフェッショナル」シリーズの3シリーズを発売。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=171807&lindID=4

西川産業、冬の室内を暖かく快適に過すアイテム「スローケット」発売
西川産業は、暖房にたよりすぎず、世界中から選りすぐった「スローケット」を豊富に取りそろえ、10月中旬より全国の有名百貨店で新発売。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=171613&lindID=4

結婚式に濃紺の背広
黒の礼服とは雰囲気が変わり、シルバーの入った華やかなネクタイを合わせると、さっそうと見える。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/fashion/20071004ok01.htm

ユニクロ、12月パリに進出
ユニクロを傘下に持つファーストリテイング・グループの欧州事業担当取締役の松下正は2日、パリで記者会見し、12月上旬にパリ郊外デファンス地区に第1号店を開店することを明らかにした。2009年にもグローバル旗艦店としてパリの中心街に約1000平方メートルの大型店も開店する予定。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071003/biz0710031757009-n1.htm


2007年10月3日(水)
シャネル、フレグランス・コスメのアーティスティック・ディレクターJacques Helleu死去
28日、69歳で亡くなった。Helleuは父親のJeanがシャネルで働いていたこともあり、18歳で入社。フレグランスとパッケージングを担当し、シャネルの「目(the eye)」と評され、カトリーヌ・ドヌーブやバネッサ・パラディらの女優、リドリー・スコット、リュック・ベッソン、バズ・ラーマンらが監督するキャンペーンを展開。最新作はキーラ・ナイトレーが主演し、Joe Wrightが監督したフレグランス、ココ・マドワぜルのキャンペーンだった。

2008年春夏パリ・コレクションディオールヨウジ・ヤマモトマルタン・マルジェラヴィヴィアン・ウエストウッド、COMMUUN、ケイタ・マルヤマ
ディオールはスティングの「イングリッシュ・マン・イン・ニューヨーク」が流れ、会場が明るくなると登場したのはマニッシュなストライプの3ピーススーツ、サングラス、ベレー帽のRomina Lanaroというマレーネ・デートリッヒ・スタイル。モノトーンのコート、背中が大きくあいた(ほとんどホルターネック)ベストに帽子、パンツルック、白のトレンチ、タンクトップにパンツとサスペンダー。テーラードスーツ。植物プリントのワンピース。中盤から、フェミニンな雰囲気に変わるにつれ、曲もビリー・ホリデーに変化。チャイナ服を思わせるドレス、フィッシュ-テールドレス、ガウンに下着、ヒョウ柄が帽子、ドレス、コートと数多く登場。ファーのコート、金のリングがバッグやスカートの裾などに現れる。裾がレースのトレンチ、ラストは白のテールコートのCatherine McNeil。会場が暗くなると50人を超えるモデルが再び登場(例によってモデル一人に一着というゴージャスさ)。再び会場が暗くなり、音楽も止まった後、フラッシュと拍手の中、もう一度「イングリッシュ・マン・イン・ニューヨーク」が流れるとシルクハットにテールコートでタバコを持ったジョン・ガリアーノが登場。最前列にはカニエ・ウエストにスティング。「非常に劇的で、ドラマチック。刺激的でかつセクシーでした」とスティング。
今回のガリアーノのポージングは少し短めでした。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/cd/index.htm

ダークな雰囲気の中、ジャンプスーツでスタートした山本耀司。ジャンプスーツは着物風やフローラルなプリント、黒や銀といろいろなパターンで登場。テーラードジャケットにティアードスカート、アシメトリーや膨らんだスカート、ドラゴン・プリント。銀について山本耀司は「私は光を反射したい、しかし柔らかく」とコメント。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/yohji/index.htm

目隠しのようなアイウェア(新聞や雑誌の匿名な人のよう)に身体にぴったりとしたチューブトップ、ショートパンツで始まったマルタン・マルジェラ。未来的なとがった肩にほつれたデニム、幻想的なグラフィックプリント。
前シーズンの明るいショーから一転して変化してきました。

ヴィヴィアン・ウエストウッドは英国政府が提出した反テロ法で逮捕した容疑者の起訴前の拘束期限を、現在の28日から最大で56日に延長するという法案に反対して「56」と名付けられたコレクション。ボタンをずらしたカーディガン、カラフルな色合いにボロルック、パフスリーブのジャケット、シーツサイズの巨大なスカーフ、Tシャツドレス、トロピカルなケープ、サテンのイブニングにチュール、腰が膨らんだビスチェ、ドレスやTシャツには「active resistance to propaganda」の文字。

初めてのランウエーショーとなったCOMMUUN。軽やかなジャージー素材のドレスでスタートし、白を中心としたナチュラルな服を提案。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/commuun/index.htm

丸山敬太の舞台は番傘や灯籠などが飾られたアジア風。ミニ丈のワンピースに帯を合わせた着こなしや、スワトーの刺しゅうを施したつなぎなど、異国情緒あふれる服を披露した。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/keita_maruyama/index.htm

J.クルー、ジャケットフェア
10月26日-11月4日に開催。フェア期間中、ジャケットアイテムを購入すると、もれなくレザー製「フリスクケース」をプレゼント。
http://www.renown.com/jcrew/News/index.html

AOKIホールディングス、九州に進出
2008年春をメドに福岡県内に1号店を開き、5年後に50店程度まで広げる。AOKIは2006年夏、九州が地盤の中堅チェーン、フタタに経営統合を申し入れたが、同業大手のコナカとの「争奪戦」の末に断念した。自力での進出に切り替え、全国展開を加速させる。
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1D0207O%2002102007&g=S1&d=20071003

日本人の体格調査、女性はスリムに、男性は太めに
経済産業省が12年ぶりに実施した調査で、男女の体形が対照的な変化を示していることが分かった。調査では、女性の40歳代で前回調査と比べて身長が2.6センチ伸び157.1センチになったのに対し、体重は1.3キロ減の52.8キロ。20歳代、30歳代、50歳代でも身長が伸びて体重が減り、スリム化が進んだ。一方、男性は、40歳代で身長が2.8センチ伸び170.1センチになったものの体重も4キロ増の69.8キロ。体重と身長から算出し肥満度を表すBMI値が24を超え、前回よりもやや太り気味の傾向がみられた。女性とは対照的に30歳以上のすべての年代で体重が増加している。調査は、衣料や家電、自動車など製造業に必要な寸法や形のデータを集めるため実施。2004-2006年度に19-80歳の男女約7000人の体形を調べ、前回調査(1992-94年度)と比べた。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200710030050a.nwc

キッザニア、関西に進出
子どもを対象にした職業体験型テーマパーク「キッザニア」が、2009年3月に大型商業施設「ららぽーと甲子園」に開業する。キッザニアは工場や病院、テレビ局などのブースを設け、子どもが仕事を実体験できる施設。2006年10月、運営会社「キッズシティージャパン」が、国内1号店を東京・豊洲に開業し、これまで予想を30万人上回る80万人が入場している。今後、東海や九州などにも進出し、国内で計5-6店舗の展開を目指す。
http://www.asahi.com/life/update/1003/OSK200710030129.html

巨人優勝セール
百貨店や量販店の記念セールが始まったが、百貨店業界は大手の経営統合が進んだものの、それぞれが別のチームを応援してきた歴史があり、セールの「統合」は足踏み状態。今年から始まる「クライマックスシリーズ」に向け、グループ内でライバル球団同士を応援する現象も起きている。巨人優勝セールを行うのは、三越(8日まで)・伊勢丹(5-9日まで)・プランタン銀座(5日まで)・ビックカメラ(8日まで)・イトーヨーカドー(5日まで)など。2008年4月に経営統合する三越と伊勢丹は、ともに以前から巨人と商標使用の契約を結んでおり、それぞれが独自のセールの形を取る。一方、経営統合した松坂屋と大丸では松坂屋は3日から全国で中日応援セール、大丸は関西の店舗で4日から阪神応援感謝セールを開く。
http://mainichi.jp/select/biz/archive/news/2007/10/03/20071003dde041050033000c.html

ブーティ人気
百貨店各社とも、9月が30度を超える真夏日が数日あったことなどから秋冬物の出足が一様に芳しくなかったにもかかわらず、「ブーティだけは売れた」という。銀座の銀座三越では「すでに2種類が完売し、残り1点という商品も多い」というほど。日本橋高島屋でも「9月のブーツの売り上げが軒並み2割減の中、ショート丈のブーツは前年同月で23%増」。松屋銀座も「ショートブーツが前年同月比2倍」。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200710030043a.nwc


2007年10月2日(火)
トム・フォード、ロンドンに進出
関係者からの情報によると、2008年3月からの2年間限定で1600平方フィートのインショップをロンドンのハロッズに開く。ハロッズはトム・フォード・メンズウェアの服、アクセサリー、シューズなどフルラインを展開。ショップはBasil Streetに面した1階に開かれる予定。ロンドンの路面店は2009年にオープンする。トム・フォードの最初の旗艦店はNYのマディソンアヴェニューに2007年4月にオープンしている。

2008年春夏パリ・コレクション開幕
ルーブル美術館を主会場に7日まで、約90のブランドがプレタポルテの新作を披露する。今シーズンは、東京で作品を発表してきた山本里美さん(リミ・フゥ)がパリコレにデビュー。また、引退を表明したヴァレンティノ・ガラバーニがプレタポルテ最後のショーを行う。
http://mainichi.jp/life/fashion/news/20071001ddm041100084000c.html

2008年春夏パリ・コレクション、ミナ・ペルホネン
自然をテーマに、ほのぼのとした雰囲気のコレクションを発表。最初に登場したモデルは、はさみを手に、着ているワンピースを切り始め、ワンピースの生地の一部が袋状になっており、切り取るとチョウチョの刺しゅうが出てくる。花の刺しゅうのカムフラージュ、タマネギをスライスした柄、黒地に白いドットがアクセントの革のワンピースは、夜光貝などの光る部分を使って装飾するらでんの技術を用いている。
http://www.yomiuri.co.jp/collection/paris/mina_perhonen/index.htm

アンテプリマ、荻野いづみのインタビュー
「大人の女性に遊び心のある服を」と、アンテプリマを始め、98年からミラノコレクションに参加。公式のショーを行っているただ一人の日本人でもある。「欲張りだから人生を楽しみたい。食事に例えると、今日は高級料理、明日はお茶漬けのように、いろんな自分でありたい」。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/fashion/20070928ok03.htm

阪急百貨店と阪神百貨店、経営統合
1日、持ち株会社「エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング」が発足。2008年3月期の連結売上高は前期20%増の4770億円を見込んでいる。阪急百貨店と阪神百貨店は屋号はそのままで持ち株会社の傘下に入り、全国13店体制で営業を続ける。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20071001i302.htm

バカラ、小川博社長インタビュー
バカラを販売する日本法人「バカラ パシフィック」は2006年12月期の売上高が62億円、前期比13%増と過去最高を更新した。この10年間で4倍の急成長で、ガラス食器に限定されていたブランドイメージから、ライフスタイル全般にかかわる高級ブランドへと脱皮した。「95年に丸の内で直営店を開業。当時は丸の内にブランド店は軒を連ねていなかったけれど、この店で『バカラは食器ではなく、ライフスタイル全般にかかわる高級ブランド』と訴え、近くで働く若い人たちなど新しい顧客を開拓しました。2005年から男性用ペンダントも販売しています。96年ごろは食器類の売り上げが6割以上でしたが、今は4割程度です」。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20071001ddm008020152000c.html

コブラバンプ復活
米国の靴メーカー、フローシャイムが1960年代に作っていた「コブラバンプ」と呼ばれる紳士靴が復活。甲の部分が広く、コブラが興奮したときのように見えることから、この名が付いた。日本国内でも当時流行していたアイビーファッションの影響で人気になったが、その後生産を中止。当時のデザインの靴を求める声が多く、日本での輸入総代理店契約を結んだアサヒコーポレーションが、復活させた。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/fashion/20070928ok04.htm

Fruits & Passion、日本初上陸
10月5日にリニューアルオープンするPLAZA銀座店にオープン。1992年、モントリオールで生まれたFruits & Passion。取り扱うアイテムはボディケアから、キッチン、ハウスキーピング、ペットケアアイテムまで。10を超えるオリジナルコレクションから創り出されるアイテム数は400以上。現在はカナダをはじめ、フランス、アメリカ、イギリス、スイス、香港、メキシコ、モロッコと世界各地に150以上のショップを展開。フルーツ&パッション PLAZA GINZA店、東京都中央区銀座5-3-1 ソニービルB2F。
http://girls.www.infoseek.co.jp/beauty/beauty_news/?q=20071001


2007年10月1日(月)
プラダ、クリスマステディベア・チャーム発売
プラダはホリデーシーズンに向けて、130ドルのテディベアと225ドルのトラベル・キーホルダーを発売する。2つはプラダの創設者、マリオ・プラダのインスパイアされたもので、ハンドメイドのテディベアにはプラダで使用された生地をリサイクルする目的もある。テディベアは5種類で、それぞれAchille、Narciso、Quirino、Nerone、Ulisseの名前が付けられている。携帯電話のストラップとしてより小型バージョンも展開。トラベル・キーホルダーは金属プレートに「Buon Viaggio(よい旅を)」などの言葉が彫られている3種類。

アシックス創業者の鬼塚喜八郎会長死去
29日、死去。89歳。鬼塚は鳥取県生まれ。1949年、神戸市で鬼塚商会を創業し、77年の3社合併でアシックスを発足。社長に就任、92年から会長だった。64年の東京オリンピックでは同社製シューズなどを着用した選手が金メダル19個を獲得した。
http://mainichi.jp/select/person/news/20070930k0000m040125000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070930i502.htm
http://www.asahi.com/obituaries/update/0930/OSK200709290057.html

ミキモト、真珠をあしらった「クリスマスチャリティーボールペン2007」発売
売り上げの一部を社団法人の国土緑化推進機構に寄付し、森林保全に役立てる。デザインは赤茶色と銀色のキリン柄で、直径約3.5ミリの小型真珠をクリップ側の先端に付けた。アカシアの葉をデザインした白いポリウレタン製ペンケースがセット。12月25日まで販売する。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20070930k0000e020039000c.html

凸版印刷、女性向けフリーDVD「MIRAIE(ミライエ)」を発行
10月1日に女性向け無料DVD「MIRAIE(ミライエ)」を発行。プロのヘアメークアーティストによる実演映像や、ファッション界のトレンドリーダーへのインタビューなどを収録。創刊号は20万部を用意。次号は2008年早々にも制作し、4月以降から定期刊行を目指す。DVDに収録されている映像は約100分。人気ヘアメークアーティストの原田玲奈が自宅で行っているメーク技術のほか、骨盤と骨格を矯正するエクササイズ「インスパイリング」、松雪泰子に密着した撮りおろしインタビューなどを収録している。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200709290027a.nwc

エスエス製薬、大丸の化粧品売り場に進出
11月6日にオープンするJR東京駅八重洲口の大丸東京店の2階化粧品売り場に、美容に意識の高い女性をターゲットにした薬店「プリミエール」を開設する。百貨店の高級化粧品売り場に薬店が出店するのは国内では初めて。プルミエールは女性に特化した薬店で、肌の状態をよくする保険薬やドリンク剤などを中心に22品目27アイテムを取り扱う。専門の薬剤師3人とビューティーアドバイザー1人を配置。同じフロアの高級化粧品売り場を訪れる美容に関心の高い女性に対し、美容に関連の深い医薬品をアピールする。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200709290037a.nwc

2008年春夏東京コレクション総括、毎日版
デザイナーたちが選んだテーマで目立ったのは、アフリカや中東に想を得た民族調と咲き誇る花々などの植物。ネ・ネットは「ルーツ」というテーマから、化石人類アウストラロピテクスが発見されたアフリカのイメージにたどり着いたという。ソマルタは、架空の「黄金の国」の民による祭祀をイメージ。ドレスキャンプの岩谷俊和は、モロッコの花々のイメージをあでやかなドレスに仕立てた。シアタープロダクツは「ハネムーン」がテーマ。トルコの伝統柄を用いた、軽やかでセクシーなドレスは異国の花嫁のイメージ。メンズのキングリー・シアタープロダクツは、ベトナム航空とのコラボレーション。サポートサーフェス(研壁宣男)は、羽衣のように透けるシフォンで新たなジャケットスタイルを提案した。今回、デビューを飾ったブランドでの注目株はクミキ(久見木優)。体に張り付くようなブロンズ色の水着やゴールドのニットドレスなどミニマルなシルエットは、これまでの東京にないスタイル。欧州のブルジョアが生み出した近代スポーツのイメージと来年の北京五輪がアイデアソースという。
http://mainichi.jp/life/fashion/news/20070930ddm010100118000c.html

ヨネックス、新色ダークブラウンの女性用旅行専用シューズを発売
旅行専用ウォーキングシューズ「パワークッション 旅ウォーク」から「LT-02(女性用)」新色ダークブラウンを10月上旬に発売。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=170980&lindID=4

マックスファクター、目元用クリーム「SK-2サインズ アイ クリーム」を発売
目もとだけでなくまぶたまでケアしてハリと透明感を与える、目もと用クリーム「SK-2サインズ アイ クリーム」を10月21日から新発売。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=170588&lindID=4

アパレル感覚のメガネ
手ごろな価格でおしゃれなメガネをそろえる店が増える中、雑貨やカフェとの複合店、特定の顧客層をターゲットとしたセレクトショップ風の専門店も目立ち始めた。メガネ業界にもSPA(製造小売り)方式が波及。先駆けとなったインターメスティックの「Zoff(ゾフ)」は、中国に生産委託することで、レンズとフレーム合わせて5250-9450円の低価格で販売。2001年の1号店オープン以来、全国に52店を抱えるまでに成長した。これに大手チェーン店も追随。最大手の三城は「OptLABEL(オプトレーベル)」、メガネスーパーは「Hatch(ハッチ)」、メガネトップは「ALOOK(アルク)」を展開する。一方、高めの価格設定で、よりファッショナブルな新ブランドも売り上げを伸ばしており、「CONSOMME(コンソメ)」の銀座マロニエゲート店は、カフェを併設、洋菓子店をイメージした店づくりが特徴。20-30代を狙った高級セレクトショップ風のメガネショップ「ジンズ グローバルスタンダード」も人気上昇中。運営会社のジェイアイエヌは、アパレル雑貨メーカーとして培ったノウハウを生かし、「メガネ+アパレル雑貨」の店舗を拡充している。10月中旬に開店する青山店は男女向け雑貨も扱い、複合店を来春までに数店増やす。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200709240024a.nwc

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